こんな記事がありました。
気付かれないようにして被害者のコンピュータやスマートフォンにマルウェアを感染させる。すると、そのマルウェアは該当デバイスのCPU能力を使って仮想通貨を採掘し、採掘した通貨を攻撃者のもとに送信する。
感染したPCは、ファンの音がひときわ大きくなるとともに、電力消費が増える。それ以外、大きな変化はない。平均的なユーザーはファンの音が普段より少しぐらいうるさかったとしても大して気に留めないため、クリプトジャッキングがPCの能力を一定レベル以上使わない限り、その存在は目に見えにくいものとなっている。
先月、パソコンが、何度か熱暴走をし、すぐには再起動できない状態になり、ついに寿命かと思っていました。
そして、パソコンの中にたまったホコリをきれいにして、パソコンの動きがよくなったと安心をしていましたが、もしかしたら、最近ネットで話題の仮想通貨の採掘マルウェアに感染しているのではないかと不安でした。
そしたら、今度は、こんなモノを見つけてしまいました。
「oCam」には仮想通貨の採掘を秘密裏に行うツール「BRTSvc」がバンドルされており、窓の杜は「BRTSvc」がユーザーにとって悪影響を与えると判断したため、窓の杜ライブラリでの「oCam」の公開を停止しました。
無料が大好きなので、ただで使えるソフトは大歓迎で、一度使ってみようと、このソフトをインストールしたことを思い出しました。
やばいよやばいよと、先ほどアンインストールしました。CPUに負荷をかけてきたわけで、パソコンの寿命が縮まったことでしょう。
このソフトは、パソコンのモニター上に映し出される映像をキャプチャーするソフトで、使い方は、多少面倒でも、無料のソフトでも、使えるじゃないかと思ったソフトでした。
ただより怖いものはなかった例ですが、この性格でタダが好き、好奇心も強くて、今までにも、いろいろなウィルスなどにも引っかかってきています。
エロサイトを見て、請求メールが届いたこともあったし、いろいろと人生勉強もしてきましたが、敵もさるもの引っ掻くモノで、あの手この手で、騙してきますね。
パソコンの余っている能力をみんなで使って、世の中のために役立てようといったプロジェクトもあるそうですが、そうした善意の技術を悪用して、自分たちの利益に使おうとする人もいるわけです。
便利なモノには、落とし穴もあるし、おいしいモノには、健康によくないモノもあります。