2018年4月30日月曜日

根管治療 その1

昔は、歯医者といえば、痛さとか、あの研磨のドリル音とか、もう全身の筋肉はこわばりそうな雰囲気でしたが、最近では、待合室もセンスがいいですし、治療の方も、痛みがほとんどなくなってきています。

歯の根管治療が始まりました。歯にヒビが入るのは、基本的には、堅いものを噛む事が原因で、長年の悪癖で欠けたりヒビが入るのも当然です。

堅いものをカリカリ噛むのも、おいしさのひとつで、おせんべいとかナッツ類とか、たまに食べればおいしいです。

歯も老化するわけで、歯医者さんから、堅いものはなるべく食べないようにと注意されてきているけど、でも、なかなかやめられません。

で、ある日突然、歯に激痛が走ります。

それで、歯医者に行って、X線を撮ったり検査の末、根管治療が必要ですといわれます。

歯根の中にある神経をきれいにお掃除して、抗菌剤を入れてフタをして、しばらく様子を見た後、治療を続け、仮のかぶせモノを作って、再び様子を見て、問題がなければ、ホンモノのかぶせモノを料金と相談しながら決めて選び、最終的な治療となるそうで、2~3ヶ月かかるようです。

わたしが通っている歯医者の場合、最終的に使うかぶせモノの材質などにもよるけど、10万円はかかるようです。また痛い出費です。

でも、歯の治療時に、胃カメラの検査を受けるときにも口の中に入れられる、口を開けておくための器具と同じような器具を使うのが、いいアイディアで、疲れませんし、歯医者さんも、治療がしやすいでしょうね。

話しかけながら、感覚をマヒさせる薬を染みこませたコットンで、歯のまわりに塗って、そのあと、麻酔の注射をするので、痛みはほとんどありません。

麻酔が効き始めれば、ドリルでどんなに歯を削られても、全く不安も痛みもないです。

途中でX線写真を撮って、確認をしながらの治療で、神経をきれいにお掃除するのはかなり難しい場合もあるそうで、場合によっては、治療のやり直しや最悪、抜歯もあるそうですが、何となく信頼できそうな治療でした。

痛みのない注射や、痛みのない歯の治療法は、ノーベル賞ものだと思います。

40分くらいで、では、また2週間後にと、本当に信じられないくらい快適な治療でした。

でも、麻酔というのは恐ろしい効き目で、痛みを感じないわけですし、口の場合には、唇がマヒして、しっかり閉じることが出来ません。

水を飲んでも、こぼれてしまい、満面神経マヒの人の気持ちがわかります。

歯医者さんの待合室にあった可愛いお人形