物事には表と裏がある。裏と表を同時に見る事は出来ない。
ドラマ「モンローが死んだ日」では、精神を病みやすい人の心理を上手に描いているように思います。
どんどん迷路の中に追い詰められていくような不安や孤独感や焦りが、見るモノの胸を締め付けます。
フィルム映像のような暗さもいいですし、静けさの中での、2人の会話もいいですね。
冬の景色だから、余計にもの悲しいですね。
精神科の患者に対する受付の看護師の所は、本音かもしれませんが、あんな人は、あくまでもドラマの中の設定で、現実には少ないのではないかと思いました。
演者も少ないし、低予算のドラマだと思うけど、素晴らしいドラマだと思います。やはり、脚本の力と出演者の実力でしょうね。
最終話が楽しみです。