2019年3月18日月曜日

“破産者マップ”で大騒ぎ

昨日から、ネットでは、「破産者マップ」についての話題で騒がしいです。

「破産者マップ」は官報に掲載された自己破産者をGoogle Map上に可視化したサイトだそうですが、ネットで話題となり、昨日は24時間で900万ビュー以上だったとか。

それで、今朝になって、アクセスできなくなっていると、また話題に。

苦情殺到じゃないかとか、法的に問題があったのではないかとか、Googleから使用許可が拒否されたのではないかとか、いろいろでした。

とにかく、マップ上に名前がでた人たちにとっては、気分のいいものではないでしょうし、すぐに、このマップを悪用して、削除するには、金を出せみたいなことをやっている人も出ているそうです。

このマップを作った人は、削除に金はかからないと明言していますが、必要な削除フォームがあって、個人情報を求められるようです。

そのフォームに関しても、ネットには、ニセモノが出回ったり、もう、収拾がつかないようです。

それで、“破産者マップ”は、アクセスできない状態が続いているようです。

とにかく、破産者名簿とは、自己破産する人の本籍地となっている市区町村役場が管理している名簿のことなんだそうで、破産者名簿と官報を混同している方がいますが、官報は、法律、政令、条約などの交付や、国や特殊法人などの報告・資料を公表する国の広報紙のようなもので、破産者名簿とは全く違うんだそうです。

また、戸籍や住民票にも自己破産の記録は登録されないそうです。

自己破産する理由には、いろいろとあるようで、遺産相続税が払えないとか、本当は財産があるんだけど、何らかの理由で、自己破産している人もいるそうです。

自己破産とか生活保護とかには、いろいろな都市伝説もあって、宗教団体に入ればいろいろと教えてもらえるとか、ヤクザなどがからんでいるとか、火のないところになんとやらかどうかはわからないです。

帰化人マップとか暴力団構成員マップとかカルト宗教マップとか生活保護マップなどがあったらといった意見もありますが、まあ、個人情報は無理でしょうね。

ブラック企業マップはあるそうですし、道路族マップもあるそうです。

こちらの方の*「破産者マップ」は消せるか*が興味深いです。

第2第3の破産者マップが出てくるのでしょうか?