最近は、オーガニックという言葉が流行っているわけですが、そのオーガニックの定義にもいろいろとあるようですし、はっきり言って、勝手にオーガニックを言っている業者もいるわけです。
テレビで言っていましたが、農薬や化学肥料を使っていないといっても、厳密に、その栽培している土壌が何年間農薬や化学肥料を使っていないかまで検査しているところばかりではないそうです。
中国とかタイは、信用できないところも多そうです。
農薬や化学肥料は、気化もするし、地下への浸透もあるわけで、地下水が汚染されたら、その地下水を野菜などに与えていたら、厳密にはオーガニックではないわけです。
タイ農薬警告ネットワーク(the Thailand Pesticide Alert Network ,ThaiPAN)は2019年6月26日、タイで販売されている野菜と果物のサンプリング調査の結果、その41.3%が国際的に許容される基準を超えた残留農薬があり、さらに12種類の使用禁止物質も発見されたことを明らかにしました。
タイの人たちは、日本人ほど生野菜は食べなかったのですが、最近は、サラダなどもよく食べるようになってきています。
日本だと、衛生的なパックされた野菜はそのまま食べられるんですが、タイでは、パックされて洗浄済みと書かれていてもタイ人のかみさんはよく洗います。
無洗米を洗わないで使おうとして、タイ人のかみさんから𠮟られました。
野菜は、洗ったあとボールで水を浸してから料理します。
冷蔵庫でしまっている野菜も、すぐに腐ったりカビが生えるモノもあれば、10日とか2週間、なんともないモノもあります。
高温多湿でモノが腐りやすいわけですから、なんでも日本と同じには考えてはいけないわけですが、でも、食べ残しはすぐ捨てるとか、冷めたモノは温め直して食べるとか、タイの常識もあるわけです。
市場で売られている野菜よりも、スーパーで売られている野菜に問題が多かったというのも驚きでした。
腐りやすい肉や海産物は、もっと危険かも知れません。
タイで暮らす以上、ある程度は、諦めというか、覚悟をして生きているわけですが、最近、マジ、生活習慣病で亡くなるタイ人が激増のようです。
食生活にも問題があるし、大気汚染や水の汚染もあるのではないかと個人的には想像しちゃいます。
欲望の肥大化はもう止められないかも知れませんが、このまま行くと、地球も人類もどうなってしまうのか。