世界三大宗教といえば、仏教、キリスト教、イスラム教の三つを指しますよね。
この「世界三大宗教」という用語は、日本・中国等の用語だそうで、信者数は、キリスト教が20億人、イスラム教が16億人、仏教が4億人程度とされるそうです。
ただ、ヒンドゥー教の信者が11億人程度なので仏教よりも多く、信者数だけならキリスト教、イスラム教、そしてヒンドゥー教が世界三大宗教となるはずですが、ヒンドゥー教は、ほぼインドだけの宗教ということで、世界三大宗教には入らないんだそうです。
日本はといえば、神道と仏教が混ざっているし、仏教にもいろいろな宗派があります。
宗派といえば、キリスト教でもイスラム教でも宗派はあるそうです。
で、今、イスラム教徒が、米国でもヨーロッパでも非常に増えているわけで、日本でも、数は少ないけど、増加していることに間違いは無いようです。
それで、ヨーロッパなどでは、すでに問題も起きていますが、地元の文化・習慣にとけ込まないとか、自分たち独自の自治区的な地域を持つ傾向があるようです。
ひとりできても、家族や親戚たちを呼んで一緒に暮らす傾向が強いそうです。
そして、イスラム教徒ですから、祈りの場を持ち、イスラム教徒に許されている生活習慣を守ります。
昔は、イスラム教徒といえば、一夫多妻だとか、豚肉やお酒はNGだ位でしたが、実際には、厳しい決まりがあるようです。
有名なのが、ハラールフードで、イスラム教には、「ハラール」と「ハラーム」という2つの言葉があるそうです。
似ている言葉ですが意味は対極で、「ハラール」は「イスラーム法上許されるもの」。「ハラーム」は「禁じられたもの」という意味なんだそうです。
ですから、ハラールフードというのは、イスラム教で許されたイスラム教徒のためのため食べ物ということのようです。
石油が出てから、中東は、お金持ちなので、いろいろな国が、彼らにゴマをすります。
中東からの観光や医療ツーリズムなんてのもあります。中東のお金持ちに高度な医療とサービスを提供するわけです。
そして、中東には、いろいろと複雑な紛争もあり、難民も多く出るので、そんな彼らを受け入れる国もあります。
そんな時に、どうしても必要になるのはハラールフードです。
ハラールフードはつまり、イスラームの教えで許された食事ということです。
穀物類
米、パスタ、ハラームな成分を含まないパン、シリアル、焼き菓子など
野菜と果物
すべての野菜、果物(生、冷凍、乾燥、缶詰を含む)、サラダ油や水、バターで調理された野菜や果物、ジュース類すべて
乳製品
牛乳、ヨーグルト、チーズ
肉類、魚貝類
イスラーム法にのっとって処理された食用肉、卵、魚、ナッツ、豆腐、乾燥豆、ピーナッツバター
その他
炭酸ジュース、紅茶、コーヒー、緑茶
バター、マーガリン、マヨネーズ、サラダ油、サラダドレッシング
ココナッツミルク、ジャム、ピクルス
はちみつ、砂糖、シロップ
などだそうですが、例外もあるようなので、イスラム教徒に事前のチェックが必要でしょう。
ハラール化粧品やハラール旅行なんてのもあるので、この分野は、ある意味ビジネスチャンスのようです。
一時、キッコーマン醤油が問題になったことがあって、微量ながらアルコールが含まれていると問題になったそうです。
最近、中国のチベット民族やウイグル民族に対する抑圧や人権問題が注目されていますが、昔から中国には、死刑囚や、法輪功信者の臓器を売っているという疑惑があります。
臓器移植もひとつの大きなビジネスで、生きた人間の臓器でないとダメだとか、新鮮な臓器がいいとか、まあ、恐ろしい話なわけですが、臓器を必要とする側としては、必死なわけで、だから中間に入るエージェントも出てきます。
今は、インターネット時代で、ネットで、いろいろな情報がやりとりされるようです。
余談ですが、中国には、五毛党という組織があって、中国に有利な書き込みなどを集団でやっているんだそうです。
ネット掲示板やアマゾンの評価なんかにも、変な日本語を使う人たちが暗躍していますよね。気をつけないと、フェイクニュースに騙されます。
最近、ウイグル民族に関するニュースをよく耳にします。
ウイグル人が「臓器狩り」の犠牲に?
臓器だって、豚ばかり食べ、お酒を飲んでいる人の臓器では、「ハラーム」になってしまいます。
ウイグル民族は、イスラム教徒なんですよね。よって、ウイグル人の臓器は、ハラール臓器なんだそうです。
怖い話ですよね。
人身売買とか臓器売買というのは、現代でも行われているわけですが、過去の人身売買は、何もアフリカからの奴隷貿易だけでもなかったんですよね。
日本の九州などの貧しい人たちは、中国人などに売られていって、「唐行きさん」や、奴隷労働を強いられました。
こんなコラムも読んでおいて損はないと思います。
日本人が奴隷として売買されていたのを知っていますか!!
我々が、教えられた日本史には、裏もあるわけです。悪魔のような人たちは、いつの時代にも、どこの国にもいるわけですから、気をつけないとね。