ウーウーウ ウーウウウウ アフリカだ ジャングルだ ウーーーワァ
こんな主題歌ではじまった子供向けテレビドラマ「少年ケニア」です。
1961年5月4日から1962年2月8日までNET(現:テレビ朝日系)で放送された「少年ケニア」は、子供たちには大人気でした。
当時の子供たちにとってのアフリカは、まさに未知の世界で、情報も少なく、このドラマの中に出てくる実写の動物たちが非常に興味深かったです。
アフリカのケニアを舞台に、飛行機事故で父親と離ればなれになった日本人少年ワタルが仲間のマサイ族の酋長やジャングルの動物たちと冒険をする物語で、その後のゲームやアニメなどにも、いろいろな影響を与えたのではないかと思います。
特殊メイクの技術も特撮の技術もまだまだ未熟で、顔から全身を黒く縫ったマサイ族の人たちが登場しますが、今だったら、いろいろとうるさいことをいわれそうです。
当時の日本でも、白人や日本人に比べて、アフリカの人たちは、未開だとか野蛮だとか思われていました。
アフリカどころか、東南アジアでさえも、南洋の土人というひどい形容もあった戦前をまだ引きずっていた時代でした。
日本は、大航海時代に世界中に植民地を求めて残虐なことをしていた西洋人に対しても、戦国時代で磨かれた戦術や戦に対する度胸、そして、西洋人がもたらした鉄砲も、あっという間に国産を大量生産できる技術力を持っていたので、西洋人も、武力制圧を諦めて、日本は植民地にならずにすみました。
彼らの戦略は、宣教師という斥候部隊をまず派遣してスパイ活動をして、情報を集め、信者という仲間を増やしていったわけですが、そんな戦略も、豊臣秀吉や徳川家康には通じなかったわけで、奴隷として売られていった日本人もさほど多くはなかったようです。
ところが、アフリカの人たちは、奴隷として世界中に売られていったわけですし、南アメリカでは、滅んでしまった人たちもいたわけです。
昨日は、広島に原子爆弾が投下されて、多くの一般市民が虐殺された日だったわけですが、日本人に対する見下した気持ちがあったから、あんな残虐な国際法違反を平気でやったのでしょう。
長崎にも続けて投下したわけで、確信犯です。
自分たちが、あんな非人道的なことをしたわけで、なんとかして、それ以上の悪事を日本がやったとする必要があって、戦後の敗戦国日本に対する嘘の歴史が世界中にばらまかれてきました。
本当に悪い奴らですが、でも、中国共産党かアメリカかの選択なら、私は、アメリカだと思っています。
とにかく、「少年ケニア」のように自分の事は自分で守るのが基本で、そのためには、自分を守ってくれる仲間が大切です。
日本の中にも敵はいっぱいいる時代ですから、ほんと、日本人同士は、力を合わせて、敵の戦略にはまっての仲間割れなどしないことが大切だと思います。