今まで生きてきた中の体験や考えたことなどを綴ります。 あくまでも個人の見解です。 北風剛としての東南アジアの民話も少々。 英語やタイ語の翻訳はいい加減なのであしからず。
2020年9月17日木曜日
これはなんでしょうか?
フィルムカメラの時代には、時々使うものでした。
フィルムカメラは、まずカメラにフィルムを入れるところからはじまるのですが、たまにフィルムのセットに失敗して、フィルムがうまく装填されず、撮れているはずの写真が撮れていなかったといった失敗もあったわけです。
それに気が付いて、慌ててフィルムを巻き戻してフィルムを見ると、こうした感じで、少し出ているはずのフィルムの端っこが中に入ってしまっているわけです。
そういった時にフィルムを無駄にしたいための器具です。
黒いフィルム状の舌のような所をフィルムの出ているべき所に差し込み、使用法に従って、ボタン1と2を操作して、一気に引っ張れば、うまくいくときはすぐにフィルムの端っこが現れます。
でも、なかなかうまくいかないことも多くて、苦労します。
特にライカのパルナックは、フィルム装填時に、フィルムの端っこを少し切って入れる方法が一般的なので、もし、装填に失敗して巻き戻したときにフィルムが中に入ってしまうと、出すのに苦労をします。
クレジットカードなどを使ってフィルムを入れる方法もあります。
昔のライカは、重くてかっこがいいのですが、フィルムを入れるのが面倒ですし、近距離が苦手だし、フィンダーが見にくいです。
でも、便利なデジカメやスマホと違った味のある写真も撮れるし、やっぱり魅力的です。