残念ながら日本のベスト8への夢は、次に持ち越しとなってしまいましたが、でも、昨日のクロアチアとの激戦は、誰もが素晴らしい試合だったと思ったはずです。
最後の最後まで、どんな結果で終わるのかがわからなかったし、日本の先取点で、日本が勝つと思った人がほとんどだったのではないかと思います。
ヨーロッパや南米のサッカーに勝つのが日本の夢だったわけで、今回は、ワールドカップ優勝の経験があるドイツとスペインとを破ったことは、選手たちだけでなく、サッカー選手を目指す子供たちにも大いに自信をつけたのではないかと思います。
アジアの国々が一か国もベスト8に残ることができなかったのは悔しいし、これからの奮起が望まれます。
アジアも全体的にレベルを上げてきているから、もう日本とか韓国も油断できない状況になっているわけで、次回からは、ワールドカップ出場枠もかなり増えるそうなので、アジアの予選も熱くなるでしょうね。
アジアの中では、タイやベトナムだけでなく、インドネシアやシンガポールやマレーシアも頑張っているし、中東は、昔から強いです。
今回の日本の活躍は、ほかのアジアの国々にも力を与えたのではないかと思います。
それと、いつもながら、日本の応援団の倫理観とかマナーの良さに世界から称賛の声も上がっていましたよね。
さて、まだワールドカップは続いていますが、多くの人の予想では、フランス、ブラジル、イングランド、スペイン、ポルトガルの常連国の中では、フランスが頭一つ抜けていると考えている人が多いようで、続いてブラジルでしょうか?
試合を見て、やっぱり、彼らは、強いし、うまいですね。
日本も強くなってはいるものの、あえて言うのなら、得点力と、GKかな。
スピードは世界のレベルですが、そこからの得点力がいまいちでしょう。枠内へのシュート精度をあげる必要があるでしょうね。
守備もかなりのものですが、時々、パスミスからの失点を許しますし、ペナルティーエリアの中での不必要なファウルもやります。
GKもいい時と悪い時の波があるように思えますね。体格的にも、もう少し長身のシュミット・ダニエルのような選手をどんどん使ってほしかった。
今回のPK合戦では、いろいろな意見もあると思いますが、やはり、同じ外すにしても、全力で蹴ったり、ギリギリのコーナーを狙って外すのなら諦めもつきますが、今回のように中途半端な蹴り方では、悔いが残りますよね。
まあ、疲れているのはわかりますが、勝てばベスト8なんですから、もう少し勝つために頭を使って、蹴る順番や蹴るコースをよく考えてほしかった。
そこで、今回の出場選手たちの年齢を見てみました。
2022年W杯 日本代表メンバー
川島 永嗣 39歳
長友 佑都 36歳
吉田 麻也 34歳
権田 修一 33歳
酒井 宏樹 32歳
谷口 彰悟 31歳
シュミット・ダニエル 30歳
柴崎 岳 30歳
遠藤 航 29歳
伊東 純也 29歳
山根 視来 28歳
浅野 拓磨 27歳
南野 拓実 27歳
守田 英正 27歳
鎌田 大地 26歳
相馬 勇紀 25歳
三笘 薫 25歳
前田 大然 25歳
板倉 滉 25歳
堂安 律 24歳
上田 綺世 24歳
田中 碧 24歳
冨安 健洋 23歳
伊藤 洋輝 23歳
町野 修斗 23歳
久保 建英 21歳
怪我や病気に強い体を持つ選手も、大切になります。
あとは、若い世代、特に次のオリンピックに参加できる選手たちの育成でしょうね。
これから再出発です。