アイスランドの名前は日本人ならほとんどの人が知っていると思うし、首都がレイキャビックだとも学校で習っていると思いますが、歴史とかになるとあまり知らない人が多いと思います。
最近では、夏の白夜や冬のオーロラ、そして歌手ビヨークの出身地として知っている人もいるのではないかと思います。
歌手のジャスティン・ビーバーもアイスランドの自然に魅了されて、自分のMVのロケ地に選んでいます。
このミュージックビデオを見れば、ジャスティンの魅力とアイスランドの魅力を知ることができると思うのですが、実は、このビデオは、世界中から批判を受けたんだそうです。
それは、こちらのサイトに書かれていますが、5つの理由があるんだそうです。
1.氷山の中にある水辺では泳がない
2. アイスランドは寒いので必要な衣類を持ってくる
3. 有名な場所だけでなくあなた自身の冒険をすべき
4. コケの上で転がってはいけない
この中でも4番目の注意が、自然・環境保護団体から非難されているようです。
コケの成長は非常にゆっくりとしていることもあり、一度人間によって踏みつけられると、元の状態に戻るには時間がかかるそうです。
世界的に大きな影響力を持つ人気シンガーが、こうした映像を作れば、同じようなことをしてSNSにアップしたいと思う人も出てくるわけです。
こうしたことは、日本でも最近、問題になってきていますよね。
なぜこんなことを書いているかというと、タイでは、上院議員のポンティップ女医が、国会が開いている中アイスランドに旅行に行って、現地のレストランで働いているタイ人から出て行けと言われたと、ニュースになっているからです。
ニュースによっては、追い出したのはレストランのオーナーでオーナーには客を選ぶ権利があるとか、いやオーナーではなくてシェフでしょとか、いろいろな意見もあります。
タクシン派と反タクシン派の戦いは、海外でも有名で、海外で働いている出稼ぎの人たちの多くが東北タイ出身者だからタクシン派が多く、留学生や企業の関係者などは、反タクシン派も多いわけです。
そんな中、ポンティップ女医のインスタグラムに、苔の上で寝転んで足を高く掲げている写真を見つけたタイ人がいて、とんでもない行為で、タイ人の評判を落とすと非難したそうです。
ポンティップ女医は、すぐに写真を削除したそうですが、一度アップした写真は、スクショがとられ、永遠に残ります。
ちなみに、アイスランドもグリーンランドと同じように、かってはデンマーク領だったので、言語もデンマーク語に似ています。
ノルウェーとスウェーデンもデンマークも、昔は同じ文化圏でした。
もうひとつ面白い話としては、北欧の人たちの名前に関してですが、古い伝統がまだアイスランドには残っているそうです。
AIに描いてもらった赤毛のエイリークのイメージ