2025年12月12日金曜日

糖尿病の合併症が急に不安になってきた話

 糖尿病との付き合いは、もう40年くらいになります。父親が糖尿病だったので遺伝だろうと思っています。2型です。

人間ドックで初期の糖尿の可能性があるから気を付けてと言われました。

その後、徐々に血液中の血糖値が高くなっていき、薬の服用を始めました。

糖尿病に関しては、基本食事療法とか運動療法とかがありますが、精神力も必要ですし面倒ですから、一番楽そうなお薬にてのコントロールをしてきています。

朝食前に自分で指先に針を刺して少量の血液をとって検査器具で血糖値を計ることを長年やってきています。

いい加減な性格ですし、食いしん坊ですし、お酒は飲まないけど、お菓子が好きなので、だいたい朝食前の血糖値は140~160くらいで、たまに病院で測るヘモグロビンa1cも7前後で決してコントロールがいい方ではないけど、特にひどくなっていくわけでもないからと、かなりなめて暮らしてきた20年ほどです。

ところが、昨年、白内障の手術をしてから、どうも視界がすっきりとしないし、眼科医の方からも緑内障の初期だとの指摘もされています。

糖尿病の合併症といえば、高血糖が続いた結果、全身の血管や神経が傷つくことで起こり、「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」の3つが三大合併症として有名です。

これらは「細小血管障害」です。これに加えて、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳梗塞などの「大血管障害」、足病変(足の壊疽や切断)なども引き起こし、失明や透析、心臓病、脳卒中など命に関わる重篤な状態につながるため、早期からの血糖コントロールが非常に重要だと言われています。

血圧の方は、すっと70ー110くらいで、かなり正常値でしたが、たまに150くらいになることもあるし、過去に帰国時に急に200を超えてびっくりして医者に診てもらったこともありましたが、すぐに正常に戻っています。

糖尿以外には不整脈があって、心電図をとれば、必ずRBBBと指摘されてきています。脈がはっきりと飛ぶこともたまにあります。

重いものを持った後とか歩道橋の長い登りとかでの息切れもあります。

それが、今年の10月に、急に膝から下の部分にむくみが出て、なかなか治らず、血圧が高くなって、血液検査の時にも腎機能があまりよくないと指摘されたりして、急に不安になってきました。

一度など、血圧が230を超えてびっくりして病院に行った程でした。しばらくして160くらいにさがって、帰宅できましたが、夜間の尿に行く回数も増えたし、下肢のだるさもあるし、糖尿病の医師や心臓病の医師や前立腺の医師などにも診てもらっていますが、特に深刻な問題ではないといった感じで、それがますます不安要素になってきています。

前立腺と腎臓の超音波検査も受けたし、月末には血液検査による前立腺がんの検査もあるようです。

父親が前立腺がんだと言っていた記憶もあるしなあ。

慢性の運動不足があるし、加齢もあるし、いろいろな薬を飲み過ぎてきているし、健康体に戻ることはないとは思っていても、失明の恐怖や腎臓透析の恐怖、そして、壊疽による足の切断の恐怖など、考え始めたら、もう落ち込むばかりです。

足の神経や血流は特に心配で、夜中に足に強烈な痛みで目が覚めたり、足がむくんだときには、そのまま足が腐り始めるのではないかとか、いろいろと不安にもなるわけです。

足がつった時には芍薬甘草湯を飲むと嘘のように痛みが消えます。

今は、血圧を下げるお薬と利尿作用のあるお薬で、むくみはとれていますが、だるさは消えていません。

ずっと67キロくらいだった体重が70キロに届く時があります。

最近は、やっとスナック菓子をなるべく食べないようにすることと、食事量を減らすことを始めています。

病院では車いすに乗っている患者さんを大勢見るし、いつか自分も一人で病院に行けない日が来るのではないかとか、目が見えなくなったらどうしようとか、不安になります。

糖尿病はなめてはいけないと大いに反省中です。