2021年3月4日木曜日

マリアンヌ・フェイスフル(Marianne Faithfull)

 マリアンヌ・フェイスフルについては、過去に何度か書いていますが、1946年12月29日イギリス生まれの歌手で74才になるそうです。

wikiを見ると、その波瀾万丈の人生がわかります。

ミックジャガーの恋人だった時代には、歌う姿もほんとうに美しかったです。

Joan Baezが歌っていた反核兵器実験の歌を彼女も歌っています。

 What Have They Done To The Rain 

1968年にはアランドロンと共演した映画「あの胸にもう一度」も美しかった。

父親は大学教授、母親はオーストリアの名門貴族の家系出身なんだそうですが、芸能界に入ってから麻薬に溺れたようです。

「1966年から70年までミック・ジャガーと交際していたが、流産と精神不安定から自殺未遂も繰り返したという。ドラッグに手を出すマリアンヌを見かねたミックは、麻薬をやめさせようとしたがうまくいかず、結局ふたりは1970年に破局。彼女はデビューから数年間はエンジェル・ボイスと言われてきたが、1969年の「シスター・モルヒネ」で、綺麗な歌声から変化が見られた。

声を潰した原因はマリアンヌの流産とミックとの破局、その後のドラッグ、自殺未遂、アルコール、タバコでハスキーの声が出来上がったという。」

ブロークン・イングリッシュ

そして、なかなか味のある歌を歌うようになっていきます。

Marianne Faithfull, David Bowie - I Got You Babe

あの頃は何でもありだったようです。

実は私がロンドンで夕方からアルバイトで皿洗いをしていたオーストリアレストランに彼女はよくやってきていました。

ディランの「 It's All over Now Baby Blue」コピーもいいですね。

 レナード・コーエン風な「The Gypsy Faerie Queen feat. Nick Cave

1965年のポランスキー監督でカトリーヌドヌーブが演じた映画「反撥」(Repulsion)にローリングストーンズの曲 「Ruby Tuesday」をマリアンヌが歌っています。

当時麻薬やアルコールにどっぷりとつかった生活をしていたミュージシャンや芸術家には、けっこう長生きをしている人たちもいますね。

Marianne Faithfull - Falling Back (feat. Anna Calvi) - Later... with Jools Holland - BBC Two

1973年ロンドンにて友人と