「Lanmodo(ランモード)」はクルマ用の日傘。これからの暑い時期、駐車中の車内温度の上昇を軽減できる。
宣伝ビデオを見ると、以下のようなことがわかりました。
基本的に折りたたみ傘の大きくて丈夫なバージョンで、車のルーフに大きな吸盤で取り付け、補強に、4本のベルトで、サイドミラーやドアノブに固定するようです。
太陽光を直接防ぐだけでなく、傘と車の屋根との隙間に風が通ることで、この傘を用いないときには、車内が、71.5度Cであっても、傘を使えば、車内は、36.5度Cだそうです。
雹とか落下物にも耐えるそうで、レンガを落とす実験の映像もありますが、さすがに、レンガは、傘の中心部に落としていました。
吸盤の接着力ですが、70キロの大人が接着時にぶら下がっても落ちないところもありました。炎天下で吸盤がどのくらいもつのかは不明です。
欧米では、日本と違って、車は、単なる道具と考えて、細かな傷などは気にしないですが、日本などでは、どうでしょうね。
盗難に関しては、ビデオでは、ベルトは、ハサミではなかなか切れないとの映像があったけど、人がいないところで、本気で盗もうと思えば、盗めるのではないかと思います。
値段は、現在のところ3万円弱のようです。もう少し安くなると、普及する可能性はあるのではないかと思います。
カラーバージョンも注文で選べるようです。
オプションで、ビーチパラソルにしたり、簡易テントにしたりなど、パーツも準備されているようです。
注意事項に、傘を取り付けたまま車を走らせないようにとか、激しい風雨の時には使わないようにとかあります。耐えうる風速は、13m/s(61km/h)だそうです。
バッテリーが切れたときやリモコンが故障したときには、手動でも開閉可能だそうです。
総じて、おもしろそうで、これから、問題点を改善していけば、かなり使えるようになるのではないかと思いました。
毎年、日本では、パチンコをする間、子供を車の中に閉じ込め、熱中症で不幸にも亡くなったり、入院するような事故も多く、防止策としては、やはり、そのような虐待をしないことはもちろん、駐車場の見回りや監視体制をもっと整えるとか、パチンコ屋の駐車場に屋根を設けるとか、いろいろと考えるべきです。
窓にソーラで動くロータリー送風機を取り付けて、車内の空気を外に出すなども考えたことがありましたが、すでに販売されて、普及しなかったようです。