子供の頃、祖母が言っていましたが、戦争で負ければ、すべての紙幣も株券も国債もなんの価値もない紙切れになってしまうとのことでした。
戦争は、いろいろな意味で恐ろしいです。
一時は、有事のドルと言われ、国際情勢があやしくなると、ドルの価値が増したそうですが、北朝鮮とアメリカが、挑発合戦を続ける今、ドルは、弱くなっているようです。
でも、有事こそゴールドと信じて、タイの金行でゴールドを買ってみました。
タイの金行では、毎日ゴールドの売買が行われています。
タイの金行で売られているのは、一般的に96.5%のゴールドで、23Kと言われています。
重さの単位は、バートといわれ、1バートが約15.2グラムです。売買の価格は、毎日変わりますが、この1バートのゴールドの価格になっています。
一般的には、売り値と買い値の差が1バートあたり100バーツ(約300円)です。
タイの人たちは、ブレスレットとかネックレスとかピアスに加工されたゴールをが好きで、身につけていますが、装飾品の場合には、加工代が、ゴールドの価格にプラスされます。
こちらは、なんの加工もされていないゴールドの塊10バート(152g)です。
一番上に漢字で財。その下に96.5。そしてGOLD。10Baht。ぼかしをかけていますが、シリアル番号が刻まれています。
これが、今現在の相場で、買う時が、20,250バーツ(約60万円)、売るときは、20,150バーツです。加工されていないので、この価格で、売買できます。
消費税は、価格込みになっているようです。
ただ、信用あるお店で買わないと、売るときに、いろいろといちゃもんをつけられて値引きされることもあるそうです。
ゴールドの価格は、こちらでチェックできます。
ゴールド国際価格の動きは、こちらでチェックできますが、それぞれの国の為替によっても価格に変動がでてきます。