チリ大学歯科学部の研究チームが、唾液は抗菌作用だけでなく、唾液の成分に細胞組織をつなぎ合わせ、傷をふさぐ働きがあることを発見した。
子供の頃、転んで怪我をすると、親から、そのくらい、なめておけば治るといわれました。怪我の程度にもよりましたが、出血でも、なめたり、吸ったりしていると止血されたことを覚えています。
ネコなんかを見ていても、毛繕いだけでなく、怪我をしたときもよくなめます。
でも、猫の避妊手術などの場合には、なめないように首に漏斗のようなモノを取り付けますよね。
ですから、唾液も万能ではなくて、皮膚の浅い傷なんかには効果があっても、深い傷ですと、唾液に含まれている雑菌の方が恐ろしい結果に結びつくんでしょうね。
擦り傷程度なら、別に唾液でなくても、きれいな水で洗うだけでも効果はあるような気もします。
怪我といえば、昔は、すぐにオキシフルで消毒して、赤チンを塗るというのが、基本だったと思います。消毒には、ヨードチンキなんかもありましたが、あれは、臭いし、しみて痛かったです。
飲み薬も苦い粉薬はオブラートで包んで飲んでいました。あれも、喉にくっついたりして、上手に呑み込むのは大変でした。オブラートというのは、オランダ語だそうです。知りませんでした。
暑い夏には、ベビーパウダーのシッカロールも大活躍でした。