2018年2月1日木曜日

金塊の密輸

ここ数年、金塊を密輸する人たちが増えているようです。

海外で購入した金塊を日本に密輸して、日本で売って、日本の消費税分を儲ける手口らしいのですが、8%の利益ですから、大量にした方が儲かります。

そこで、運び屋を雇っての犯行が多いそうで、一回の報酬が、数万円とか。そんな報酬で逮捕されたら、割りに合わないと思うのですが、そう思わないからするわけでしょうね。

お腹にまいて持ち込むとか、下着の中に隠してとか、足の裏にとか、金塊といっても、1枚1キロのゴールドバーですから、隠しやすいようです。

現在は1キロで約500万円です。

つい先日ニュースになっていたのは、金塊をトイレの便器の裏に隠す手口で、なんと、その飛行機が、国際線の運行を終えてから、国内線として運航されることを知っている一味が、国際線で海外から金塊を持ち込み、到着前にトイレの便器の裏に粘着テープで貼り付けておき、あとで国内線の乗客が、トイレから金塊を回収するんだそうです。

どの機体が国際便からそのまま国内便に回るのかは「企業秘密」なんだそうですから、どうやって知ったのかが知りたいですが、まあ、その道に詳しい人たちもいるのでしょうし、内部から情報が漏れている可能性もあるのでしょうね。

この方法でなら、麻薬でも出来そうですよね。

これから国内線に乗る人が、トイレの便座の裏をチェックするのが流行りそうですね。

まあ、密輸のプロは、日々、どうやったら安全に密輸できるのかを研究しているのでしょうね。

でも、実際には、飛行機を使っての密輸なんかは、小規模で、繰り返ししなければならないから、いつかはばれてしまうと思います。

北朝鮮や韓国のやっている麻薬や金塊の密輸は、やはり、船だと思いますね。船なら、.1回に大量に運べますし、海は広いな大きいなです。

小さな漁船でも日本に到達できるわけで、日本に受け手もいるわけですから、そんなに難しいことでもないと思います。

金塊の密輸に関しては、日本側の法整備が遅れていて、必ずしも、摘発された金塊を日本が没収するわけでもないんだそうです。

裁判が終わったら、金塊を犯人に返すこともあるそうで、それだったら、何度でも繰り返しますよね。

ビジネスも犯罪も国際化時代に、日本の法律は甘すぎると思います。

犯人たちがだまし取っているのは、国民の血税です。こうした犯罪では、金塊は全部没収すべきです。

犯人に、外国籍の人たちも多いようで、逮捕されたら、強制送還も考えた方がいいと思いますね。

とにかく、犯行は、割りに合わないと思わせないと、犯行はなくならないでしょう。

こちらは、タイで一般的に取引されているゴールド(純度96.5%のK23)で、重さは約152グラム、今日の価格は、20万バーツ(約57万円)です。

日本などでは、9999といわれるスイスゴールドが基本で、タイの一般的なゴールドは、アクセサリー類としてしか売れません。