今から40年ほど前、タイの滞在ビザは、3ヶ月で切れていたため、3ヶ月ごとにマレーシアのペナンに行って、そこの泰領事館で新たにタイの滞在ビザを申請し、タイに再入国するということをしていた時期がありました。
一応、タイで仕事をするためには、タイの労働許可証を所持していなければなりませんでしたが、その申請中とか、労働許可証をとったあとでも、1年間の滞在ビザがとれない時期には、3ヶ月ごとのビザ取りツアーをしていました。
最近では、ビザランといわれる隣国に行ってビザを取っての長期滞在が規制されていますが、昔は、のんびりしていて、大丈夫でした。
最近のビザランは、ラオスやカンボジアが多いようですが、昔は、ペナンかシンガポールでした。
ペナンは、現在でもビザを取りに行く人たちがいるようで、最近、こんなニュースもでています。
ペナンの領事館では、一日に申請を受け付けるタイのビザを100人までとする
リンク先に領事館の写真がありますが、懐かしいです。
今は、必要書類もいろいろとあるようですが、昔は、パスポートとインビテーションレター(招聘状)だけで、仕事が出来るノンイミグラントビザの申請が出来ました。
ノンイミグラントビザで入国しても、労働許可証なしで働いていると、時には、捕まって裁判所に行くこともあったようです。
当時のペナンには、ビザ申請をお手伝いしてくれるマレーシア人がいて、空港までの送迎やホテルの手配からビザの申請から、すべてやってくれました。
当時から、ペナンは、リゾートとしてビーチサイドには、高級ホテルが出来ていましたが、ビザの申請目的ですと、滞在は、ジョージタウンという、昔ながらのイギリスの植民地らしい街並みの所でした。
なれたら、自分1人でも出来ますから、タクシーで領事館まで行って申請し、翌日ビザを受け取って空港に行って、1泊2泊でバンコクに戻るなんてことをしていました。
ペナンは、田舎でしたので、暇潰しをするにしてもすることがなく、街中をただひたすら歩き、ショッピングセンターの中を見て歩くだけでした。
ブラブラと街歩きをするのは大好きで、本当によく歩きました。こんなホテルもありました。
当時でも、ジョージタウンに日本料理を出す店はありましたが、わたしは、ほとんどローカルの屋台で、ローカルの食事をしていました。
今は、ペナンが、日本人の退職者たちに人気があるそうで、かなりの数の日本人が滞在しているようです。もう30年以上行っていないから、街もさぞかし変わっていることなんでしょうね。