サッカー少年たちが、無事全員救出されて、元気に退院し、家に戻って、報道も落ち着いてきていましたが、今日になって、タイの報道機関の間では、しばらくは、少年たちを取材しないようにとの暗黙の了解があるのに、米国のabcニューズが、11歳と13歳の2人の少年と家族にインタビューをしたことが問題になっています。
欧米人だからといって、タイのメディアが、自制しているのにやりすぎじゃないかと問題になっています。
このインタビュアーは、イギリス人で、タイのメディアからは、一番のイケメンだと話題になっていました。
法的に問題があるかを調べて、これから対処するようです。
もう一つの話題は、日本に関係するのですが、タイの火力発電所建設にからんだ、贈賄疑惑です。
タイでの発電所建設を巡って日本企業の社員が現地公務員に賄賂を渡したとされる疑惑が浮かび、東京地検特捜部と大手発電機器メーカー「三菱日立パワーシステムズ」(MHPS、横浜市)との間で、日本版「司法取引」の合意が成立したことが関係者への取材で明らかになった。
この問題を受け、タイ政府も調査を始めているそうですが、タイの公務員側は、そうした事実はないと否定しているようです。
東南アジアでは、現地の役人との良好な関係が無いと、商売が出来ないことも多く、叩けばホコリの出る会社やオフグレイの会社も多いような気がします。
競争相手もいるし、競争相手からのリークなどもありそうで、商売も大変ですね。