NHKの朝ドラは、ほとんど見てこなかったんですが、最近、「まんぷく」を毎回見るようになっています。
松坂慶子さんがいいですね。「私は武士の娘です!」の決めゼリフもいいのですが、彼女のセリフを聞いていると、一発芸人の「日本エレキテル連合」が一世風靡した、「いいじゃないの~ダメよ~ダメダメ~」の抑揚を思い出して、なんかおかしいです。
wikiによると日本人の母と韓国人の父のもとに生まれたそうですが、日本人の母親には戸籍がなくて、いろいろと苦労されたようです。
「蒲田行進曲」は代表作のひとつですし、「愛の水中花」での歌も素晴らしいですが、彼女の魅力は、中年の体型になってからの、演技だと思いますね。
個人的には、NHK大河ドラマ「篤姫」で演じた「幾島」が、素晴らしかったと思いますし、今回の「鈴さん」と少し似ているところもあるように思います。
武士の娘といえば、主役の安藤サクラさんですが、父親が奥田瑛二で母親が安藤和津、母方の祖父には元法務大臣の犬養健、曾祖父には元内閣総理大臣の犬養毅、再従姉には元国連難民高等弁務官の緒方貞子がいるんだそうで、すごい家系ですね。
元内閣総理大臣の犬養毅といえば、誰もが、子供の頃に習った五・一五事件で暗殺されています。
萬平さんたちが、反乱の疑いでGHQに捕まってしまい、物語は、とても心配ですが、どう解決されていくのかな?
ドラマでは、萬平の出自がはっきりしていませんが、モデルになっている実際の安藤百福さんは台湾人で、後に日本に帰化した人です。
インスタントラーメンは、世界中の貧しい人たちを飢えから救ってきている、素晴らしい発明だと思います。
出自をはっきりさせていないのは、NHKが中国に遠慮しているのかな?