2018年12月27日木曜日

反捕鯨からの妄想

反捕鯨国のオーストラリアとニュージーランド(NZ)は26日、日本が商業捕鯨の再開に向けて国際捕鯨委員会(IWC)を脱退すると発表したことを受けて「失望した」と批判した。

南半球での調査捕鯨を日本がしていたから、南半球のオーストラリアとニュージーランドが捕鯨反対を強硬に主張してきたのだとは思うけど、そこまで、クジラにこだわるのには、何か理由があるのではと疑っちゃいます。

人間に害を及ぼす野生動物なら、殺しちゃうわけで、オーストラリアでは、カンガルーを大量に殺してきています。

同じように、漁民の網を食い荒らすイルカを日本の漁民たちが殺すと、ヒステリックに反対します。

牛とか豚とかヒツジとかニワトリのような数を維持できるような動物なら、それを食用としてもかまわないというのも基本的な考え方です。

その反対にあるのが、絶滅危惧種で、これからは、今、日常的に食べている、ウナギとかサンマとかサバとかクロマグロも、もしも、絶滅危惧種と認定されたら、いつか、食べられなくなってしまうのかもしれません。

養殖は大切ですね。

ノーベル賞を受賞した本庶佑先生の金言は、「一番重要なのは、不思議だな、という心を大切にすること。教科書に書いてあることを信じない。常に疑いを持って本当はどうなんだろうという心を大切にする」ですよね。

で、反捕鯨の国々は、どんな国なんだろうかと思うわけです。

ヨーロッパの国々の多くが、反捕鯨ですし、海のない国も多いわけです。

日本というのは、何に対しても、ちょうどいいマーケット規模なんでしょうね。日本でヒットすれば、大儲けです。

音楽でも映画でも、食材でも、

日本人は、魚を食べなくなって、肉ばかり食べるようになっています。乳製品の消費量も増えています。

そこから妄想するのなら、オーストラリアもニュージーランドもオランダもデンマークもイギリスもアメリカも、日本人には、牛肉やヒツジの肉をいっぱい食べてもらって、乳製品もいっぱい買って欲しいのではないかな?

日本人が、再び、クジラを食べるようになれば、牛肉の輸入量が減ってしまうと恐れている可能性はどうでしょうか。