最近は、タイでも、クリスマスとか大晦日が、商業ベースで派手になってきていますが、はっきり言って、今年の大晦日は、地味でした。
例年ですと、年が明けた瞬間から、かなりの数の花火が上がるのですが、今年は、数が、極端に少なくて、ちょっとびっくり。
巷の話では、かなり不景気だそうです。クリスマスから新年にかけてのプレゼントも売れていないそうです。
軍事政権が、クーデターをしてから、アメリカが、いろいろとタイを批判し、制裁をかけてきたことで、タイは、一挙に中国との関係を強めてきました。
それは、経済だけでなく、軍事的にも、中国寄りに進みました。
そして、アメリカの中国に対する制裁がはじまり、その影響が、タイにもおよんでいるようです。
もう一つは、中国人観光客が、大量にタイに押し寄せ、いろいろなマナー違反などもあって、中国人観光客に対する批判が高まっていたなか、南タイにあるプーケット島で、中国人観光客を乗せたフェリーが沈没し、その時のタイの対応が中国人を怒らせてしまい、一挙に、中国人観光客が減ってしまいました。
タイでの報道ですと、中国人観光客の訪問先が一番だったタイに変わって、日本が、一番になったそうです。
そういったことも、タイの経済に影響があるのだと思います。
新しい年、2019年の2月24日には、総選挙が予定荒れていて、やっと、選挙による政権が誕生するといわれていますが、実は、まだ、不透明な部分もあって、なんだかんだと理由をつけて、また選挙を先延ばしにするのではないかといった噂もあります。
もし、またタイ国内が混乱したりすると、今年のタイは、もっと不景気になってしまうかと、ちょっと心配です。
年が明けて、バンコクの元日は、とても静かです。