日本の大晦日といえば、テレビで「紅白歌合戦」ですし、「ガキの使い」ですし、「RIZIN」ですが、他にも、「無人島」や「sasuke」もありました。
そんな中で、「RIZIN」の「メイウェザー対天心」の試合が話題になっています。
ボクシングは、細かく体重差によっての階級が決められている競技で、規定体重をオーバーして、失格なども時々起きてきています。
前日の計量で天心が62.1キロ、メイウェザーは66.7キロで、約4.6キロの体重差ですが、計量後は、飲食するので、リングに上がったときには、もう少し体重差があったのかもしれません。
この体重差でも、パンチ力には、大きな差が出ます。一応、メイウェザーは10オンスのグラブをつけ、天心は8オンスのグラブで戦いましたが、それでも、メイウェザーのパンチは重く、破壊力がすごかった。
体重差以外にも、ルールが、ボクシングルールで、キックが禁止で、もしもキックを使うと、賠償金を請求されるようになっていました。
那須川天心は、キックボクシングの選手です。キックが使えなかったら、パンチだけで、完全に不利なわけです。
それでも、興業試合として、戦ったわけで、那須川天心のファイティングスピリットには、拍手を送りたいですが、はっきり言って、無謀すぎましたね。
那須川天心としては、自分の実力を信じて、戦えるし、もしかしたら奇跡がと思ったと思うけど、専門家の目からしたら、最初から無謀だと止めるべきだったと思いますね。
商売のためとはいえ、ルールが決まった時点で、やめるべきだったと思います。試合をキャンセルすれば、違約金などの問題もあったのでしょうけど、そんなの関係ないです。
最初から、契約には、キックありにして、それをメイウェザーサイドが飲めない時点で、試合は無理だとすべきでした。
メイウェザーと戦ったこともある、フィリピンの英雄バッキャオが嫌味をいっているそうです。
メイウェザーサイドは、最初から金のためですから、非はないです。非があるのは、RIZINですね。
試合前の国歌独唱をGACKTが、やったのも理解できません。まあ、そういう団体なんでしょうね。
那須川天心は、才能ある格闘家で、将来性もある選手ですが、この試合で受けた精神的身体的なダメージが、今後、どうなるのか、それが不安です。
日本人としては、絞め技と関節技を磨いて欲しいな。
子供の頃から格闘技大好きです。