2019年2月5日火曜日

バンコク 今日この頃

今日は、旧正月、中国の春節です。

タイには、多くの中華系タイ人が暮らしているから、タイでも春節を祝う人たちが多いです。

でも、なんか、今年は、静かなんですよ。

例年ですと、爆竹の音が鳴り響き、いたるところで、紙を燃やす人たちがいるのですが、今年は、大気汚染がひどいから、自粛しているようです。

中華街の金行も、金の売れ行きがイマイチだとか。

この春節の前にアンパオというお年玉ボーナスを出す会社もあって、タイ人の大好きな金のアクセサリーがバカ売れするんですけどね。

とにかく、今日は、ニコニコ笑顔で清らかに、家族仲良く過ごしましょうとテレビで言っていました。

中国は、東南アジアへの影響力を強めているので、タイには、同胞も多いですし、京劇とか、いろいろな催し物を企画しているそうです。

中華街の春節祭りには、BNK48も来るよと宣伝しています。

タイでは、3月24日に選挙投票が行われるわけですが、こちらも今ひとつ盛り上がっていないようです。

とにかく、規則がいろいろと変わり、選挙ポスターにも細かな決まりがあるので、まだ、街には、ポスターも少ないです。

タイらしくて、笑っちゃったのが、候補者が、選挙前に、改名して、苗字は、そのままなのに、男性は、タクシン、女性は、インラックと国外逃亡している元首相たちの名前を使っている候補者が、今日の時点で14名いるそうです。

これだと、確かに、わかりやすいですね。

タクシン派は、あの手この手で、権力の座に復帰したいから、必死です。

そしてそれを許すまじと、反タクシン派も必死なわけです。

日本人にからむ事件としては、韓国人に日本人女性がバンコクで監禁され、暴力を振るわれ、お金をとられたという事件がありました。

日本を離れたら、在日韓国人も日本語が上手なただの韓国人ですから、韓国で生まれ育った韓国人なのか、日本で生まれ育った在日韓国人なのかはわかりません。

なんでも被害者女性の弟や弟の友人も呼び出されて、総額1000万以上の金をとられたとか。

なんか裏がありそうな事件ですが、怖いですね。

タイから日本へのカワウソの密輸事件で、気軽な気持ちでアルバイトする運び屋も逮捕されているそうです。

カワウソならまだ罪も軽いでしょうけど、麻薬なんか運ばされたら、最悪死刑です。絶対に他人の荷物を運んだらダメですし、美味しい話には、だいたい危険が潜んでいます。

もう一つの話題は、日本人男性の善意というかあ、スケベ心に関する事件です。

日本人10人から現金をだまし取ったか タイの「女装男」を逮捕

*ウタイ容疑者は女装して外国人旅行者になりすまし「パスポートと財布をなくした、お金を貸してほしい」などと日本人男性に声をかけ、金をだまし取っていたという。

ウタイ容疑者「(Q.なぜ日本人男性?)日本人の男性は女性に喜んでお金を払うから」
ウタイ容疑者の逮捕は、今回で5度目で、被害総額は過去10年でおよそ3500万円にのぼるという。 *

刑務所からでてきたら、また、同じようなことをするのでしょうから、気をつけましょう。

「鼻の下伸ばして、ボーッと生きてんじゃないわよ」とチコちゃんに𠮟ってもらった方がいいですね。

昨日から、急に話題になってきているのが、ハキーム・アル=アライビというサッカー選手の話題です。

バーレーン出身のプロのサッカー選手で、ポジションはディフェンダーでオーストラリアのチームに所属しているらしいです。

なんでも、昨年の11月27日に、ハネムーンでオーストラリアからバンコクに来たところ、突然、空港で身柄を拘束され、そのまま囚われの身になっているんだそうで、拘束が、どんどんと延長されているので、法的な根拠がないといろいろなところから非難の声が上がってきているそうです。

タイ政府の説明では、身柄拘束は、インターポールからの要請だそうです。

今のところ、身柄をバーレーンに引き渡すのか、それとも、亡命者として、オーストラリアか第3の国に行かせるのか、タイ政府も困っているようです。

そもそもの罪状は、バーレーンで2012年に起きた破壊行為に関する事件のようです。2011年から2012年にかけて、バーレーンでは、民主化を求める運動が起きたようです。

それはそうと、この間、バンコクのスクンビット通りを歩いていたら、Pyongyang Okryu Restaurantという名のレストランを見かけました。

一人だったので、拉致されるのが怖くて、入りませんでした。