大使館からメールが届きました。
インターネット上の情報によると,2月15日(金)16時頃から,バンコク都庁前で,タイ貢献党が演説集会を行うとの情報があります。状況によっては,不測の事態が発生し,周辺にいる人々が不測の事態に巻き込まれる可能性も否定できません。
つきましては,在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては,最新の関連情報の入手に努めるとともに,可能な限り会場周辺には近づかない等,安全確保に十分注意を払って下さい。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX :(66-2)207-8511
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今日、憲法裁判所は、王女擁立のタイ維持党に対する選挙管理委員会からの解党審査請求を受理し、7日以内の反論を求め、今月27日に、解党命令を出すかどうかを決めることになっています。
もし解党命令が出ると、党の役員たちに10年から最長は永久にわたる、被選挙権の剥奪が申し渡されるそうです。
タクシン派のメインは、タイ貢献党で、タイ貢献党が、万が一解党命令を下された時に備えた新しい政党が、タイ維持党です。
タクシン派は、プラユット現首相を次期首相候補にしている国民国家の力党が、政党としての条件を満たしていないと、明日、選挙管理委員会に解党するように訴えを出すそうです。
狐とタヌキの化かし合いですが、今、権力の座にあるのは、反タクシン派ですから、タクシン派にとっては、もう、出来ることは限られているのではないかと思います。
軍や警察内にいるタクシン派の高官たちも閑職に左遷されているらしいし、タクシンに協力してきた地方の大物たちも力がなくなっているようです。
以前は、タクシン派のラジオ局が、地方の人たちやタクシー運転手などに呼びかけて、集会やデモをやっていました。タクシン派のラジオ局も、いろいろと閉鎖されています。タクシン派のテレビ局もありますが、今は、放送禁止になっています。
巨大カルト宗教もデモの時には、協力していたという話ですが、今は、教祖が逃げているし、かなり弱体化されつつあるようです。
赤シャツのテロリストたちも逮捕されたり、武器も没収されてきています。
とにかく、平和なバンコクがいいですね。食べ物は美味しいですし、オネエサンたちも素敵です。