2019年3月12日火曜日

金正男殺害事件

金正男さんといえば、日本に偽名で入国して捕まったり、インタビューに笑顔で応じたりして、どこか憎めないキャラだったと思いますが、一説では、武器貿易とか偽ドルとか麻薬関係の裏ビジネスをやっていたといった噂もありました。

そんな金正男さんが、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、殺されて、もう2年が過ぎました。

2017年2月13日午前9時頃に、キム・チョル名義の北朝鮮国籍のパスポートを持つ男性がクアラルンプール国際空港で、マカオへの出国手続きのためにエアアジアの自動チェックイン機を操作している最中に、ベトナム人とインドネシア人の女性2人が突然襲いかかり逃げ去った。

直後に襲われた男性は体調不良に陥り、空港内の医務室から近くのプトラジャヤの病院への搬送中に急死した。

国際空港ですから、いたるところに防犯ビデオもあり、犯行の様子がしっかりと記録されていて、北朝鮮の恐ろしさがよくわかりました。

事前に、ドッキリということで、リハーサルが何度も行われていたようです。

容疑者は、インドネシア人のシティ・アイシャ被告(25)とベトナム国籍のドアン・ティ・フォン被告(28)なんですが、なんと、インドネシア人のシティ・アイシャ被告が、無罪放免となって、インドネシアに帰国したそうです。

映像も残っているわけで、あり得ない話だと思うのですが、政治的な裏取引があったようです。

マレーシアもインドネシアも、同じイスラム教の国ですし、言語も、ほぼ同じです。

2019年4月に投開票されるインドネシア正副大統領選挙が迫るなかジョコ・ウィドド大統領が、何らかの意思を持ってマレーシアの マハティール首相に働きかけたのでしょうね。

政治的な力で、殺人犯が、無罪になっちゃうのですから、ある意味怖いですね。

北朝鮮なんか、金正恩に逆らったり、逆鱗に触れたら、すぐに命を失っちゃうようですから、あの顔つきとか体型を見て、なんか、癒やし系だとか、意外と優しそうとか、いい人みたいジャンとか、全く見当違いだと認識すべきでしょう。

米朝の交渉が決裂したら、日本が悪いとか言いながら、またミサイル発射準備しているらしいし、全く信用できません。

日本国内にも、そんな北朝鮮のお仲間がたくさんいらっしゃるようで、恐ろしいことです。

拉致なんか、本当にひどい話で、覚醒剤の密輸なんかもそうですが、そんなことをしていながら、日本の過去の話とか持ち出す国なわけです。

おそろしあ、おそろしあ。