2019年3月17日日曜日

譲位と退位について

来月4月30日限りで平成の元号は終わるわけですが、第125代天皇は、譲位され、光格天皇以来約200年ぶりとなる上皇となる予定です。

次の元号が何になるかの話題は、よく登場しますが、天皇の譲位に関して、いまだに退位と言っている人たちがいます。

この件に対して、美智子皇后は、はっきりと、意見を述べられています。


2016年7月13日以降の今上天皇(第125代天皇)の意向を示す報道で、NHKを筆頭に、ほぼ全てのメディアで『生前退位』との表現が用いられたが、同年10月20日の誕生日の談話で皇后は「新聞の一面に『生前退位』という大きな活字を見た時の衝撃は大きなものでした。

それまで私は、歴史の書物の中でもこうした表現に接したことが一度もなかったので、一瞬驚きと共に痛みを覚えたのかもしれません。」と述べ、表現に違和感があったことを明らかにした。

それ以降、天皇陛下が意向を関係者に示されるときに実際に使った言葉は「譲位」であることが明らかになっている。

他にも、こうした意見もあります。

「生前退位」の表現が多く用いられた。しかし「生前」という言葉はその人物の「死後」を前提として使用するため、存命の人物に対して、「生前」という言葉は非礼に当たり、本来使用しない。存命の人物に対しては通常「譲位」とするのが正しい。

*wikiから引用

明確に退位が間違いで、譲位とすべき所を、いまだに退位としている人たちは、ついうっかりではなく、何らかの理由で、使っているとしか思えません。

世の中には、天皇制に賛同していない人たちがいるわけですが、テレビや新聞は、そうした個人の思想や信条で間違った表現をしてはイケナイと思うのですが、いかがでしょうか?

サンデーモーニングは、偏向がひどい番組ですね。その姿勢を支持している人たちもいるんだとは思いますが。。。

左翼的な人たちの意見を出す時には、その反対の人たちの意見も出すべきだと思うけどなあ。

左翼の人たちは、いつも報道の自由とか、公平とか、民主主義とか言っているわけで、自分たちも、反対意見を尊重すべきだと思います。