2019年3月21日木曜日

投票日まであとわずか

350の選挙区と150の比例代表で戦われる下院選挙ですが、今のところ、タクシン派が有利ではないかと囁かれているようです。

タクシンを支持するというか、タクシンに支持されているというか、タクシン派の政党の中で、メインのタイ貢献党が、最多の票を獲得するのではないかといわれているようです。

そして、赤丸つきで急上昇が、若者層に人気の新未来党です。党首が、若くて軍政を表面から否定しているので、若者中心に支持されているようです。

自動車部品大手の御曹司で大金持ち、噂では、王制にも反対しているとか。タクシンを帰国させ、もう一度裁判をとか、とぼけたことをいっているそうです。わたし的には、いささか人相がよろしくないと思いますけどね。

一族のスリヤ・ジュンルンルアンキット氏はタクシン政権(2001―2006年)で副首相、工業相、タクシン派与党の幹事長を務めた人物でしたが、スワナプーム国際空港の荷物検査用の大型スキャナーにからむ汚職問題で、マスコミからメチャクチャに批判された人物です。

現在は、反タクシン派に寝返っているようです。

タイの政治家には、このように、利害で、いかようにも組む相手を変える人が多いようです。

昨日から、このタナトーン氏とタクシンとの電話での秘密の会話というのが、出回っているそうです。わたし的には、たぶん、インチキだと思います。

ネーションチャンネルの人気コメンテーターのカノック氏が、それを、本当かどうかわからないけどと前置きをしながらも、テレビで放送したので、タナトーン氏が、猛抗議をして、謝罪と訂正を求めているそうです。

カノック氏は、大のタクシン嫌いで有名なので、味方も多いけど、敵も多いです。

タクシン派も、いろいろなデマを流しますし、どっちもどっち、狐とタヌキの化かし合いだと思います。

タクシン派が勝てば、また、反対派が黙ってはいないでしょうし、軍政は、よくないと思うけど、タイの平和のためには、軍事政権が、もうしばらく続いた方がいいのではないかと思ったりもします。

まあ、外国人には、参政権もないですし、あんまり政治的な発言をすると、歓迎されざるべき人物として、ブラックリストに載せられちゃうでしょうから、くわばらくわばらです

ヴェラ(Werra )は1950年代から1960年代にかけてカール・ツァイス・イエナが製造したコンパクトカメラで、かたちがカワイイ。
レンズの所を回してフィルムを巻きます。