2019年8月30日金曜日

最初のアメリカ人は日本人?

人類が誕生したのはアフリカだとする説が一般的で、その後、ヨーロッパからアジアに広がっていったとされています。

アジアで生まれた人種もいるとか、南太平洋にいる人たちも別ではないかとか、いろいろな説はあるようです。

ネアンデルタール人とクロマニョン人が混血しているというのも最近言われはじめています。

いろいろな民族の顔を見ていると、民族の移動がわかるような気もします。

例えば、東南アジアですが、ベトナムからカンボジア・タイ・ミャンマー・バングラデシュとその国々の人の顔を見ると、ベトナムでは、肌も白く中国人ぽい顔立ちなのに、徐々に肌が赤黒くなっていって、顔立ちは、徐々にインド系になっていきます。

日本人だと、モンゴルから朝鮮半島、そして日本という顔立ちの流れと、南太平洋やフィリピンから沖縄、そして日本という流れがあるように思います。

俗にいう弥生系と縄文系かも知れませんが、アイヌも縄文系と考えると、やはり、日本全体に縄文系が暮らしていたところに、大陸から弥生系が侵略してきた可能性はあるでしょうね。

最近、アメリカで、米国に最初に来たのは日本人かもといった説を唱える学者がいるんだそうです。

一般的に、クローヴィス文化を作ったアメリカインディアンたちの先祖ではないかとか、ベーリング海峡が陸続きだった頃(約1万5千年前)にアジアからやってきた人びとといわれ、現在のイヌイットたちと似た民族ではないかともいわれています。

ネアンデルタール人とクロマニョン人とか縄文人と弥生人じゃないけど、同じ時期に、いろいろな民族が別々のルートで移動してきた可能性もあります。

今、台湾から沖縄経由で縄文人が日本列島にどうやって来たのか、実際にいろいろな方法で海を渡る研究が行われていますが、海流に乗って海を渡ることは、意外と簡単にできるようです。

ですから、アメリカ大陸に日本から沿岸を通って、渡ってきた人たちがいた証拠として、約1万5000~1万6000年前の地層から出土した石器などが、日本の北海道で見つかっているものに酷似しているというのです。

人骨からDNAが採取できれば、もっと詳しいこともわかるかも知れません。興味深いですね。

例によって、韓国人が、アメリカ人の先祖は日本人ではなくて朝鮮人だと言い出す可能性もあるかもね。

380万年前の猿人の頭蓋骨、ほぼ完全な形で見つかる 顔を復元