2019年8月28日水曜日

リゾキャバについて

「レディース有吉」でシンガポールで活躍する元看護師のリゾキャバ嬢についてやっていました。

今年の初めにマツコの番組でも取り上げたそうですが、見ていません。

リゾキャバというのは、一般的には日本国内の沖縄などのリゾート地で、夏休みを利用して、現地に滞在しながらキャバ嬢として夜のお仕事をする形態らしいのですが、海外バージョンもあって、シンガポールやカンボジアや香港やハワイ、ロス、オーストラリアなどなどにもあるんだそうです。

日本の若い女性が海外に滞在し、リゾートを楽しみながら、お金も稼ぐということで、かなりの人気なんだそうです。

私が滞在していた1970年代のシンガポールにも「クラブ姫」とか「クラブ愛」といった日本人が経営する高級クラブはありましたが、ホステスとして働いていたのは、シンガポール人かマレーシア人だったと記憶します。

日本人が海外で仕事をするには、滞在ビザだけでなく、労働許可も必要で、そのへんをクリアーしていないと働けません。

シンガポールのビザ状況を少し調べてみたんですが、日本人が関係しそうなビザとしては、下記のようです。

Employment Pass (EP) 一般的な駐在員や現地採用向け
S Pass         一般的な駐在員や現地採用向け
Letter of Consent    EPやSPビザの人の配偶者向け
Training Employment Pass (TEP) インターンシップ向け
Personalised Employment Pass (PEP)  高度専門職向け
Work Holiday Programme  ワーキングホリデー向け
Entre Pass        企業家向け

それ以外に、労働許可というのがあって、下記のようなカテゴリーになっているようです。

Foreign Worker(ウェイトレス、単純作業労働者など)
Foreign Domestic Worker(お手伝いさん)
Confinement Nanny(幼児のお世話)
Performing Artiste(ナイトクラブ・バーの従業員)
Training Work Permit(研修)

詳細は、こちら

たぶん、このPerforming Artiste(ナイトクラブ・バーの従業員)を取得して、6ヶ月間の就労許可を取っているのではないかと想像します。

シンガポールの法律に詳しい法律事務所と契約してやってもらっているのでしょう。日本の在留資格取得と同じように素人ではかなり難しいとと想像します。

番組の中では、visa費用などは、すべてお店持ちだとのことでしたし、残念ながら6ヶ月しか働けないといっていました。

お客のほとんどは日本人駐在員のような話でした。金払いはよさそうです。

バンコクでも、たまに日本女性がいるクラブといった噂話を聞くこともありますが、たぶん、不法就労ではないかと想像します。

合法な滞在と就労であれば、女性にとっては魅力的な職業ではないかと思います。

海外での客層は悪くないのではと思いますし、日本では出会えないようなハイスペックな男性との結婚もありそうです。