2019年10月21日月曜日

国連の敵国条項

第2次世界大戦のあとに連合国が中心になって作った国連ですが、敗戦国をいまだに敵国のように扱う敵国条項ってのを削除しないままです。

日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランドが、敵国に相当するとされていますが、どの国も平和国家で、国際社会に貢献しています。

日本もずっと、そんなのやめて欲しいといっていますが、削除しないのです。

削除するためには、国連総会の構成国の3分の2の多数で採択され、かつ安全保障理事会のすべての常任理事国を含む国際連合加盟国の3分の2によって批准されることが必要であり、これによりすべての国連加盟国に対して効力が発生する。

まだ採択されていないってことは、国連総会の構成国の3分の1以上の国や一部の常任理事国が、削除に反対していると思われます。

外務省は、反対している国の名前を公開すべきですね。外務省には、反日の職員がいるんじゃないかと思っちゃいます。

今の国際社会では、ある国を攻撃する場合は必ず国連安保理の承認が必要ですが、敗戦国とされる国に再侵略の企てがある場合は先制攻撃が可能で、国連安保理の承認は不要という規定です。

言い掛かりなどいくらでもつけられるのは、例のアメリカによるイラク攻撃でも明らかです。大量破壊兵器を持っていると思われるでいいわけです。あとで、ごめんなさい、間違いでしたというバカげた話です。

日本が、米国やイギリスやフランスやロシアや中国に強く出られない原因のひとつではないかと思いますね。

日本が、国連の分担金をアメリカの次にたくさん出しても、ひどい扱いのままです。

それに、隣国の国連総長が長い間に、国連を自分たちの都合のいい組織にしているという疑惑もあって、日本は、いろいろな問題で、世界から批判を受けてきています。

お隣の国も、日本の旭日旗を戦犯旗とかいってなん癖をつけ続けています。

みんなで知恵を絞って、この問題はなんとかしないといけませんよね。