東京地方裁判所は12月18日、ジャーナリストの伊藤詩織氏が、著名なテレビ記者だった山口敬之氏に強姦されたとして損害賠償を求めた民事訴訟で、山口氏に330万円の支払いを命じた。
伊藤氏は、2015年4月3日から4日にかけての深夜に意識がない状態で山口氏に強姦されたと訴えていた。しかし、検察は嫌疑不十分で刑事訴訟としては不起訴とした。伊藤さんは民事裁判を起こした。
この一件は、男女の間の密室内での出来事でもあるし、個人的な意見をひかえる人もいる中、伊藤さんが、積極的に海外のメディアの取材を受け、BBCの特別番組に出たり、ニューヨークタイムズが、特別記事を書いたり、国内の左翼や反安倍勢力が、伊藤さんの側について、山口さんを批判しました。
なぜ、左翼や反安倍勢力が出てきたかと想像するのなら、山口氏に対する逮捕状が出たにもかかわらず、それが何らかの力によって停止されたという疑惑があるからのようです。
最近野党が安倍首相や与党を批判する権力の乱用や役人などの忖度問題です。
この件に関しては、いろいろな意見もあり、非常に複雑化しているから、素人がいい加減なことを書けないわけですが、今までに出ている手記やコラムなどを紹介したいと思います。
まず、フェイクニュースや反トランプ、反日のアメリカのニューヨークタイムズの記事です。
2017年12月29日WEB版、詩織さんを絶賛『日本のレイプ被害の沈黙を破った』
She Broke Japan’s Silence on Rape
英語ですからグーグル翻訳などを使ってください。
この記事は先日の山口氏と伊藤さんの記者会見の時に、山口さんに質問をしたMotoko Richさんが書いた記事で、山口氏は、彼女に対する法的な措置も考慮していると言っておりました。
海外メディアで働く日系の女性は、意外と反日家が多いような印象もあります。何らかの横の繋がりもあるのでしょうね。たぶん。
次は、BBCの伊藤さんの勝訴に関する記事
伊藤詩織氏が勝訴、強姦めぐる訴訟で元記者に賠償命令
ここには、BBCが放送した番組についても書かれています。
BBCは昨年6月、伊藤氏を取材した「Japan's Secret Shame(日本の秘められた恥)」を放送。
私を訴えた伊藤詩織さんへ「前編」|山口敬之
私を訴えた伊藤詩織さんへ「後編」|山口敬之
性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体 【前編】|小川榮太郎
性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体 【後編】|小川榮太郎
「伊藤詩織」は性被害者なのか【シリーズ第2弾】|小川榮太郎
強制性交罪「同意がない」だけでは罪にならない?
山口敬之氏「嘘つきの常習犯」→伊藤詩織氏「私の話には一貫性がある」 「同日会見」現場で起きた応酬
こうした記事を読むと、テレビや新聞や週刊誌などとは、少し違った見方も出来るかも知れません。
個人的には、奥さんも子供もいるいい年をした男性が、ちょっと脇が甘かったのではないかと思いますが、まあ、私を含めた世の中の多くの男性が、失敗しそうな案件ではあります。
そうしたことは、刑事裁判では、証拠がない限り却下されてしまうわけで、だから、刑事裁判では、証拠不自由分で、不起訴処分となりました。
ただし、新しく証拠があれば、無罪判決ではないし、検察官の公訴権を消滅させるものでもないので「再起」はできるそうです。
ちなみに、山口氏への批判が激しくなったのには、下記のようなことも関係があるのではないかとの疑惑もあるようです。
韓国軍のベトナム慰安所報道で処分、「左遷」 TBS山口敬之ワシントン支局長に激励の声相次ぐ
伊藤詩織事件で残るTBSへの疑問
彼女の側には、自称リベラルとか、反日とか反安倍とか、いろいろな意味で非常に興味深い人たちもいるようなので、山口氏擁護派には、保守系の人たちも多いし、これからどうなっていくのかにも注目しています。