2019年12月26日木曜日

イジメの話

同じ日に同じ母親から産まれた4匹のネコたちを飼っています。4姉妹です。


まもなく6才ですが、一緒に暮らしていると、いろいろな発見があります。

まず、序列があるようで、みんなが一緒に食事ができるときには気が付きませんでしたが、一匹だけしか食事ができない環境では、順番が決まっているようです。



うちのネコたちは、トイレもお行儀よく、順番を待ちますが、その時には、先に入ったもの優先のようです。

うちのネコたちの場合ですが、茶色系の2匹が仲良しです。


この2匹の中で、ちょっと白っぽいのが、4匹の中で一番活発で好奇心も強く、ちょっとヤンキーというか、気に入らないネコに因縁をつけます。

一番嫌われていると思われるのが、黒い色の猫です。


体重は、ヤンキーが一番重いのですが、見た目は、この黒い猫が一番大きく見えますし、爪なんかも、非常に健康そうです。

でも、イジメられます。猫パンチの応酬をするときもありますが、だいたい逃げます。

部屋に黒い毛が抜け落ちているときは、喧嘩のあとです。

喧嘩の時におもしろいのは、もう一匹の茶色の猫も、時々加勢して黒い猫を苛めます。

もういっぴきの最近では一番からだが小さい茶色の猫が、序列をあげたのか、一番威張っているように見え、食事なんかでも、他のネコたちが遠慮しています。

一番気が小さくて、何をするのも一番最後なのが、こちらのネコです。


以前は、他の猫に近付かないようにしていましたが、最近は、少し積極的になって、歩き回るようになったためか、時々、茶色コンピに苛められるときがあります。

黒い猫は、この猫を苛めません。

私は、子猫の時から、恐がりだし、以前は、身体も小さく食も細かったので、一番かわいがってきましたから、他の猫に苛められるのを見たら、すぐに止めに入ります。

この猫は、私が調子悪くて、朝寝坊をしたときなど、私を起こしに来てくれます。可愛いものです。

同じ親から同じ日に生まれたネコたちでも、当然ですが性格にも身体の特徴にも違いはあるわけですし、イジメもあります。

人間の世界でいじめ問題がいろいろと言われますが、なくすことは無理でしょうね。

いろいろな能力にも個人差はあるし、持って生まれた威光というのか、オーラというのか、リーダーになる子はいるものです。

喧嘩っ早い子もいれば、気が小さい子も優しい子もいます。

能力を生かせる場もいろいろです。

イジメなんかない方がいいですが、許されるイジメもあるような気もします。

考え方は人それぞれですが、からかってもダメとか、冗談も言えないような社会は、健康的ではないように思います。