悪名高きWHOは、今回の武漢肺炎をCOVID-19と呼ぶようにと言っています。
ウィルス的には、SARS-CoV-2という分類だそうで、SARSの新型ということなんでしょうね。
とにかく、今回は、感染者数も格段に多いし、亡くなられた方々も多いわけで、SARSやMERSよりも深刻です。
中国の武漢から感染が広がって、ちょうど春節もあって、中国人が世界中に観光やビジネスで飛び回って感染を広げました。
最初の頃は、中国以外では、香港とかシンガポールとかベトナムとかタイとか日本に感染者が出て、アジアの病気のようなイメージが広がって、欧米では、アジア人に対するヘイトなどの問題も出ました。
今現在は、中国が依然感染者数ではダントツですが、なんとヨーロッパの国々が、ものすごい感染者を増やしています。
中でもイタリアが、すごくて、死亡する人が多いのは、検査に医師や看護師をとられ、軽症の人が病院に行ったために、重傷者たちのケアーが、思うように出来なくなり、医療崩壊状態ではないかといった見方もあります。
日本でもおかしな専門家たちが、もっと検査をすべきだと発言して来ていますが、間違いだと証明されてきています。
医療の目的は、感染者を見つけることではなくて、人の命を守ることです。
オリンピックのメダル獲得数競争じゃないのですからね。
武漢肺炎感染者数 118,731
80,764 China
10,149 Italy
8,042 Iran
7,513 Korea
1,784 France
1,695 Spain
1,565 Germany
972 US
696 Diamond P
581 Japan
491 Switzerland
400 Norway
382 Netherlands
382 UK
355 Sweden
267 Belgium
262 Denmark
182 Austria
160 Singapore
129 Malaysia
120 H K
110 Bahrain
107 Australia
武漢肺炎死亡者数 4,262
3,136 中国
631 イタリア
291 イラン
58 韓国
36 スペイン
33 フランス
30 米国
10 日本
7 Diamond Princess
7 イラク
6 英国
4 オランダ
3 オーストラリア
3 スイス
3 香港
2 ドイツ
1 フィリピン
1 台湾
1 タイ
武漢肺炎回復者数 66,576
61,481 中国
2,731 イラン
1,004 イタリア
325 ダイヤモンド・プリンセス
247 韓国
135 スペイン
102 日本
93 シンガポール
59 香港
33 タイ
22 オーストラリア
18 ドイツ
18 英国
17 台湾
15 米国
12 フランス
研究者たちは、感染者たちから、いろいろなデータが欲しいのでしょうから、もっと検査をと思うのかな?
感染者の数をみていると、どちらかといえば、北ヨーロッパに感染者が増え続けているのに対し、東南アジアの方は、感染者の数は、落ち着いているような気がします。
ですから、専門家の間でも、武漢ウィルスは、暑さに弱いと言っている人たちもいます。いや暑さには関係ないと言っている人たちもいるそうですから、まだまだ、わからないですけどね。
まあ、素人の目からすれば、確かに、寒い冬の国々に感染者が多いような気がします。
こんな話になると、いや、常夏のシンガポールやマレーシアは、いまだに感染者が増えているんじゃないかという人もいます。
Singapore 166
Malaysia 129
Hong Kong 121
私のいい加減な考えですが、これらの国々は気候的には寒くはないけど、ビルの中の冷房がハンパないです。
要するに、閉鎖された空間の室温が低いから、武漢ウィルスが元気なんじゃないかと思うわけです。
シンガポールは、感染者一人一人に通し番号を付け、どこで誰から感染したかを追跡しているのですが、キリスト教教会での感染がかなりあるようです。
ウィズラーン・テクノロジーズという教育関係の会社でも複数人の感染があるそうです。
まあ、多くの人の希望ですが、暖かくなれば、感染者も減っていくだろうし、必ず、日本は武漢肺炎を制御できると思います。
でも、もしも気温と関係があるのであれば、他の風邪やインフルエンザと同じように、また寒くなる年末にはぶり返す可能性もあるわけで、それまでには、ワクチンの開発や、治療薬の開発が待たれるわけです。
もう一度繰り返しますが、政府の考え方は、最初から、感染者の急激なピークを抑えて、徐々に感染者が増えるようなカーブを目指す。
死亡する人を極力少なくし、医療崩壊は起こさせない。
時間稼ぎをしている間にワクチンや新薬などを開発する。
それに比べて、野党は、サクラサクラとバカ騒ぎして国会を空転させるし、もっと検査をと、医療崩壊をさせるようなことを言ってみたり、わけのわからない専門家を国会に連れてきたり、本当に、どうしようもないように見えます。
こうした国家の危機にこそ、ワンチームで、国民の生命を守って欲しいですよね。
そして、その次には、国民の財産です。