日本の中国から広がった新型コロナウィルスの感染者が、増えてきました。
日本人の感染者が少ないのは、BCGのおかげとか、日本人の清潔好きとか、いろいろなことが言われてきましたが、ついに、新しい局面に入ってきたようです。
このウィルスの恐ろしいところは、感染者であっても、症状が出ない人がいて、本人は、感染者ではないと、自由な行動をすることで、感染を広げていく可能性があることです。
PCR検査は、時間もかかるし、精度的にも問題があるし、日本では、特別に必要と医師が認めないと検査しないようにしてきたようです。
それは、医療崩壊を防ぐという意味では、効果があったと思いますが、ここに来て、医療関係者に感染者が出始めているわけです。
それを防がないと、医療崩壊が起きてしまいます。
そこで、この2~3日で、注目されてきているのが、血液検査による、新型コロナウィルスの抗体検査です。
検査は比較的低コストで簡単であり、指先を針で刺して採取した血液を用いる。10─15分で結果が得られるものもあるそうです。
タイの大学が開発しているキットですと、妊娠チェックのような試験器具に少量の血液を落とし、そこに試液を少したらすだけで、器具に赤い線が現れ、それで、抗体の有無がわかるようです。
タイの大学の場合、試験的にやっているキットのコストは、1500円程度だそうで、量産できれば、かなり価格は安く出来そうだとのことです。
過去の古い抗体と新しい抗体とを調べることも可能だそうです。
しかし、まだ新しい検査方法なので、制度や信頼度、そして、抗体を持つ人の実際の免疫力なども、はっきりしないと、検査して抗体を持つことがわかっても、その人が、このウィルスに感染しない保証がないと困ります。
もしも、これから、このキットで、抗体がわかれば、その後、PCR検査を受けて、もし陰性であれば、病院の医療従事者にとっては、大きな自信になり、医療崩壊も防げるようになるのではないかと期待されています。
日本も、このキットを全力で開発し、実用化すれば、多くの人に簡単にチェックが可能になります。
そう簡単に感染が収まらないという意見が多いですし、ワクチンや治療薬の開発も1年くらいはかかるのではないかといわれているので、その間は、アビガンとかヒドロキシクロロキンとかアジスロマイシンなどを使いながら、とにかく、死亡する人を最低に抑え続けて欲しいです。
志村けんさんのような悲劇はもう最期にして欲しいです。