2020年4月11日土曜日

感染者からの情報

中国武漢から広がった恐ろしい肺炎ですが、最初から、もっとPCR検査をしろと言っていた人たちがいます。今でも言っています。

マスクをするなと言っていた人たちは、今は、もうほとんどいません。

で、PCR検査の精度が、70%から100%になったとしても、検査の結果陰性だった人が、明日陽性になるかもしれないわけで、一部の人が言っているように、気休めでしかないといった部分もあるわけです。

陽性だからと病院に行って、なんとかしてくださいと言い始めたら、病院には、十分なベッドも医療スタッフもないわけで、医療崩壊が起きかねません。

バンコクで検査の結果陽性になった人が、ツイッターで、病院での様子などを発信してくれていました。

今現在は、無事陰性になって、退院をして、ホテルで14日間の自己隔離中だそうです。

彼の場合には、発熱と咳が主な症状だったようですが、高級ホテルのような病室での治療は、一般的ではないと思いますが、でも、いろいろと参考になります。

気になる費用の方ですが、1週間ほどの入院で、13万バーツちょっとだそうで、約40万円という感じでしょうか。

保険がなくて自腹で払うとなると、高いです。

で、治療は、まだ治療薬がないわけですから、対処療法で、彼の場合には、点滴以外には、咳止めや解熱剤や抗生物質の投与だったようです。

若くて体力も免疫力もあれば、元気に回復が出来るようですが、もしも、糖尿とか心臓病とかの持病があれば、高齢者ならば、もしかすれば、重症化して、人工呼吸器とか、エクモなどのお世話になることだってあるわけです。

うした重症の患者が、ベッドも医師も看護師も検査技師もいない状態に遭遇したら、危険です。

だから、検査をすべきかどうかってのは、実は、素人が判断できるような簡単なことではないと思います。

全員が検査した方がいいとか言っている人がいますが、思うのは勝手でも、世の中に向かって発信していいことではないと思います。

誤解や混乱を与えるようなことは、言論統制とかではなく、常識として言ってはいけない時期だと思います。

外国と比べて、日本を批判するのも、国によって、それぞれ事情も違うわけですし、彼らの出している情報が本当なのかどうかもわからないわけで、日本を批判するためなら、嘘でもデマでもナンでもかまわないみたいな人たちは、本当に許せませんね。

日本と日本人のためになる批判は、意味があると思います。