東京オリンピックといえば、大成功に終わった1964年の東京オリンピックを思い出す人も多いでしょうけど、本当は、1940年にも東京でオリンピックが開催される予定でした。
シナ事変の影響もあって、日本が返上してしまい、開催は実現できませんでしたが、初めての欧米以外の国で行われるはずの大会でした。
ちなみに代替え地としてはフィンランドのヘルシンキが予定されていましたが、こちらも第2次世界大戦の影響で中止になっています。
1964年の東京オリンピックでは、入場行進曲も有名で、ちょうどNHKの朝ドラで主人公になっている古関裕而さんの作曲です。
オリンピック ・マーチで有名なのは、曲の最後の方に、国歌「君が代」のメロディーの一部があってさすがです。
まあ、中国武漢から世界に広がった新型コロナの影響で、今年のオリンピックはなくなってしまい、選手はじめ、関係者の方々も失望だったり、苦労が絶えないでしょうけど、でも、来年もしくは2024年には、たぶん東京で開かれるでしょうから、望みを持って精進して欲しいです。
オリンピックとともに世界的なスポーツの大会といえば、サッカー・ワールドカップがあります。
2022年には、中東のカタールで開催予定です。2022年11月21日 - 12月18日の予定ですが、暑さの問題からいろいろなスキャンダルもあって、大変です。
今年の感染のピークは過ぎ去ったという話も出ていますが、でも、これから冬を迎える南半球のこととか、北半球でも、10月以降、どうなるのかなど、心配もあるわけです。
来年東京オリンピックが予定されているのは夏ですから、もしかしたら、一部の国以外は参加してくれるかもしれませんが、再来年のワールドカップが開かれるのは、北半球の冬ですから、感染がどうなっているのかの心配はあります。
ちょっと気になったので調べてみたところ、開催予定国のカタールは、感染者数が33,969人で、死者は15人だそうです。
感染者数では世界21位だそうです。
カタールの人口は、284万6,092人でそのうちの87%にあたる150万人が外国人労働者なんだそうです。
ワールドカップを控えて、競技場とかホテルとか道路とか、いろいろと建設途中なんでしょうね。
シンガポールと同じように、外国人労働者の感染が多いのではないかと想像します。
オリンピックの場合には、国代表で、選考は基本的に国内ですからいいのですが、ワールドカップの場合には、地区予選があります。
その地区予選が開催できない状況になっています。
ですから、出場チームがいつになったら決まるのかもわからないわけです。
飛行機が自由に行き交うのは、たぶん来年以降かもしれませんが、サッカーの場合には、特別専用機で移動するようなこともあるでしょうね。
感染者の少ない国での無観客試合とか、いろいろなことが考えられていくでしょう。
他にもF1カーレースとか、いろいろな国際試合が、出来なくて、選手たちの練習も大変だと思います。
人生、いろいろありますね。