2020年7月1日水曜日

普通の観光が出来る日

タイでも、外国人の入国を条件付きで受け入れはじめています。

政府が許可したカテゴリーの外国人が、出発前に既定の条件を満たした準備と書類を揃えていれば、タイに入国できるわけですが、今のところ、タイに到着後も、14日間の隔離が必要となっています。

政府が指定している宿泊施設に、事前に予約し、15日間のパッケージの購入をするようです。

その施設内では、出される食事をして、施設からは出られないので、ネットをしたり、ジムで運動をしたりしながら時間をつぶすようです。

これからの段階としては、とりあえず、ひとつの場所に長期間滞在するロングホリデー型のビーチリゾートを楽しむ欧米人をマーケットとするアイディアも出ているそうです。

例えば、プーケットとかサムイ島などのホテルでのんびりと過ごすだけなら、一般のタイ人との接触もないわけです。

ホテルのスタッフなども、専用の施設で、一定期間隔離された生活を送る条件で採用が決まるかもしれません。

新しい生活基準では、高齢者との同居をしている人と、高齢者と同居していない人との採用に差が出るかもしれません。

高齢者との接点がなければ、感染しても、症状が出なかったり治癒するわけで、高齢者に感染させて、高齢者が重症化して死亡するリスクもないわけです。

短期旅行とかですと、飛行機に乗る前の検査が重要で、チェックインをしている間に検査の結果が出て、陰性なら搭乗できるけど、もしも陽性なら、その場で帰宅してもらうとか。

検温検査は、チェックイン時と登場前、そして目的地に到着時には行われるでしょうね。

もちろん、その前に出発前に病院での陰性証明が必要だったり、10万ドル以上の旅行保険に加入している必要があったり、クリアーすべき条件もあるでしょう。

運良く搭乗できても、その前に待合室での注意とか、機内での席の条件とか、機内でのマスクやフェースガードの着用義務とか、トイレの使用許可とか、食事中の注意事項とか、いろいろとありそうです。

スマホに専用アプリを入れることも義務化されるでしょう。そのアプリで、移動の追跡が出来たり、いろいろな情報のやりとりをします。

みんなが、感染のリスクを理解し、自分の出来る範囲で、気をつけていれば、感染は、限りなく防げると思います。

出発前に感染のリスクの高い、夜の世界を彷徨うとか、人混みに長時間いたりしないことも重要で、まあ、自己管理が自分だけでなく、世界を救うわけです。

欧米のように、大きな集会に参加したり、デモ行進で叫び声を上げたりするような人は、当分の間は海外旅行には出るべきではないと思います。

みんなで気をつけ、協力し合えば、数ヶ月以内には、条件は付くでしょうけど、海外旅行も出来るようになるのではないかと思います。