2020年7月1日水曜日

手洗いと社会的な距離

中国武漢から世界中に広がって、多くの感染者と死亡者を出し続けている新型コロナですが、いろいろとわかってきていることもあります。

まず、マスクの効用ですね。

最初、マスクなど感染予防にはならないから、必要ないといっていた専門家や政治家も今したが、彼らの思考は、自分の感染だけで、自分が無症状の陽性だったら、マスクをしないで、大声で話をしたりクシャミをしたら、まわりの人に感染させるわけです。

自分の事しか考えない政治家がいると、国民や国内で働いている外国人たちは可哀想ですね。

シンガポールをはじめ、外国人労働者のおかげで国が発展している中東の国々でも、外国人の感染者が激増です。

唾液や排泄物からの感染が多いそうですから、とにかく、マスクをして、大声を出さない、トイレの便座を閉めてから排泄物を流す、そして、社会的な距離をとる。

大声を出したりしなければ、1メートルも必要ないような気もしますが、とにかく、政府などが決めた基準は守った方がいいでしょうね。

タイでは、ほとんどの建物やお店に入るときには、体温測定があり、基準は37.5度以下である事です。それ以上ですと、中には入れないだけでなく、ケースによっては保健所に通報されることもあるそうです。

タイでは、一時出されていた夜間外出禁止令も解除になっているし、いろいろな店の営業規制もドンドン解除されています。

感染リスクが高いといわれている学校も今日から開いています。大学や各種の専門学校も。

手洗いやマスクの徹底、そして社会的な距離についても、みんな工夫をしてはじめているようです。

タイでは、マスクだけでなく、フェースガードもかなり普及しているので、バーとかクラブなどでは、フェースガードやパティションを使って、距離をとりにくいところでも、なんとか工夫をしているようです。

最後まで、問題になっていたソープランドも、ついに解禁だそうです。

建て前は、いろいろとあっても、本音の部分では、まさに濃厚接触の業種なわけです。

当然、店に入る前には体温測定、そして、スマホのアプリ「タイ・チャナ」を使って、その店にあるQRコードをスキャンして、その後の移動などを追跡できるようにするのだそうです。

バーなどでもそうですが、この「タイ・チャナ」で奥様方が、旦那の行動を監視できるのではないかといわれています。

でも、実際のサービスはどうなるのでしょうね。

話も離れてするのか? 抱擁とかキスとかフェラとかソウニュウはNGでしょうけど、守れるのかな?

湯船に入って、身体を洗ってもらうときには、マジックハンドのようなもので距離を保ちながら、洗ってもらうのかな?

そんなことをしてまで行く人はいないのではないかと思うけど、武漢肺炎など怖くないという強者が、感染を恐れず、突撃するのかもね。

本人が感染するのは自由だとしても、まわりの人、特に高齢者や病弱の人は、たまったものではないかも。

とにかく、経済を回さなければならないから、不安はあっても、出来るところから、解放しかないわけで、だからこそ、自分で出来る防御は、しっかりとした方がいいですよね。