タイ人は母親が大好きですから、母の日には、プレゼントを贈ったり、一緒に食事をしたりします。
一般的に、南国では、父親は浮気っぽくて、母親が一人で子供を育てたりすることもよくあることで、母親の苦労を見て育つから、子供はいくつになっても母親を敬愛しています。
日本でも浮気をする人はいますし、芸能人の不倫騒ぎなどは、テレビや週刊誌の稼ぎネタでしょう。
明日は、ラマ9世の奥様でラマ10世の母親である、シリキット王太合のお誕生日で、タイの母の日です。
父の日は、ラマ9世陛下のお誕生日だった12月5日のままです。
ラマ9世がお元気だった頃には考えられないことですが、明日8月12日には、タマサート大学学生グループ主催の反政府集会が、シリキット王太合の入院しているチュラロンコーン病院近くのルンピニ公園で17時ごろから開かれる予定だそうです。
実は、昨夜のタマサート大学での政治集会では、いろいろとあったようで、メディアに箝口令が敷かれているような話もあって、詳細はわからないのですが、なんでも、王制改革案10項目のパンフが、学生の女性リーダーから配られたとか。
ネットで、いろいろと見ていると、いろいろなこともわかってきますが、なんといっても、タイで、王制や王族に関することをいい加減な気持ちで書く事は出来ないです。
この辺は、日本人ジャーナリストたちや報道関係者たちの美味しい話題だと思うのですが、なんといっても新型コロナで、自由に出入国が出来ない事情もあるから、今現在バンコクのどれだけの報道関係者がいるのかわかりませんが、明日は、いい取材日かも。
学生の集会といっても、実際には、学生以外もかなり入り込んでいて、わたしが見た演説のビデオでは、恨みいっぱいの赤シャツ関係者と思われる人物が、昔のことをほじくり返して、軍や反タクシン派を批判というか、罵倒していました。
結局、いつまで経っても、タクシン派と反タクシン派の対立はあるし、フランスかぶれの学者もいるし、国際的な人権派とか、アメリカとかEUとか、いろいろな利害も絡んでいる可能性もあるし、ジャーナリストにも、美味しい世界だと思います。
まだ捜し物が見付からず、見る事は出来ないけど、キャンパスに設置された巨大スクリーンに、イケナイビデオ(エロじゃなくてもっとやばいヤツ)を映してんじゃないかといった疑惑もありそうです。
私は、平和を愛する小心者ですから、ひたすら混乱の起きないことを祈るだけです。