タモリ倶楽部が好きな人は意外と多いわけですが、一般的にオタクといわれるようなジャンルに切り込んだりして、実におもしろいわけです。
歌手のあいみょんは、若い世代に大人気な歌手ですが、彼女の書く歌詞の世界も評価が高いです。
前回、あいみょんがタモリ倶楽部に登場したときには、「官能小説」の魅力について語っていたんですが、今回は、なんと「春画」についてでした。
春画といえば浮世絵のエロバージョンですが、その芸術性は非常に高く、欧米でも日本から大量に持ち出したほど高評価です。
今のAVのように、いろいろなジャンルがあるし、絵だけでなく、文章も書き込まれていて、なかなかおもしろいわけです。
局部はかなり誇張されていてグロでもあるわけですが、全体としては、その時代背景や、その局面が面白おかしく描かれていて、いろいろと勉強にもなるわけです。
いろいろと自由になった現代でも、男女がエッチしているところとか局部の写真やビデオは、違法で、ネットにアップしたり、売ったり出来ませんが、春画は、伝統ある芸術なのでネットでは合法的に多くの春画を見る事が出来ます。
といっても、テレビでは見せてはいけないわけで、そこは隠されていました。
タモリ倶楽部では、春画に描かれた脇役にスポットを当て、「輝け! 第1回 春画脇役大賞」と題し、脇役に焦点を当てて春画の世界に迫ったわけです。
番組を見ていない人は、まず、こんなサイトを見て、脇役とは何かをお勉強です。
お楽しみをのぞき見している人とか、動物とか妖怪とか、いろいろな脇役がいます。
ネコとかタコとかお猿さんとか、動物もいっぱいでています。
番組の中でも語られていましたが、描かれている花にも意味があったり、ほんと奥が深いわけです。
官能小説にしても春画にしても、一昔前なら、「いやらしい」とかスケベなおじさんの好きなものといったイメージでしたが、いまや、合いみょんのような若い女性も興味を持つ分野なわけです。
女性が作った大人のオモチャとか女性用AVとか、江戸時代のように、またおおらかな性の世界が復活しつつあるようです。
あいみょんが選んだ「脇役」は、なんだったでしょうか?
Tシャツに印刷して、ミュージックステーションで着るかもしれないそうです。