タイ中部チャチュンサオ県で11日日曜の午前8時5分、貨物列車と貸し切りバスが衝突し、18人が死亡し、15人が負傷しました。
遮断機のない踏切での事故だったので、すべての踏切に遮断機をつけるべきだとの意見が多くでています。ただ、予算の問題があるので、なかなか迅速にはいかないようです。
可能性としては、遮断機などに広告をつけて、広告費を取るようにしたらいいのではないかと思います。
タイの場合、観光バスにはダブルデッカーの2階バスも走っているのですが、観光バスなどは、トラックのシャーシをバスに改造しているモノもあって、安全上の問題がある場合もあるそうです。
それと、タイの場合には2種免許の取得に問題があるとの指摘もあるそうです。
今回の事故では、お天気は雨模様で、視界はそんなによくなかったという声もありますが、見通しは悪くなく、貨物列車の側からは、大型バスに対して警報を鳴らして走ってきたそうです。
近くの監視カメラの映像や目撃者の話では、バスの運転手は、左側だけ見て右側を見ていなかったという話もあるし、警報が聞こえていなかった可能性が高いようです。
タイの貸し切りバスなどは、社内で大恩挙のカラオケとか、独特の打楽器などによる合奏などもあって、外の音が聞こえないのではないかと思います。
タイで長距離バスに乗ったことのある人だと経験していると思うけど、郊外などでは、ものすごいスピードで走るし、車間距離はとらないし、無理な追い越しをするしで、ほんと、かなりのリスクもあります。
あと、有名な睡眠薬強盗も長距離バスの中で起きるので、他人から勧められても、ゼッタイに食べ物や飲み物を口にしないことが重要です。