もうあれから4年になるんですね。
10月13日は、タイ人にとって、大切な日です。
多くの国民から愛されていたラマ9世が88歳で亡くなられた日です。
ですから、明日は、多くの国民がラマ9世を偲んでラマ9世のシンボルカラーである黄色のシャツを着るそうです。
ラマ10世も滞在先のドイツから帰国されていて、今回は3週間の滞在予定だとか。
14日は、血の日曜日事件といわれる1973年10月14日発生したタイの学生による民主化運動の記念日になります。
かなり大きな反政府集会が開かれる予定です。
このところ、反政府集会は天候にも恵まれないですし、盛り上がりに欠け、今月の6日もタイでは、血の水曜日事件といわれる学生たちの重要な記念日でしたが、人が集まらなかったようです。
やはり、タクシン派の赤シャツ運動に比べると、現在のタナトーンやピヤブットによる王制批判運動は、賛同者も多くはないようですし、動員力も資金も無いようです。
ベトナム戦争の時代から、タイの共産主義者たちが地方に作った赤シャツ村といわれるコミューンも、今回は、はっきりと、王制支持を表明していて、14日の集会には参加しないと宣誓しています。
このところ、タクシンとラマ10世との関係が、いろいろと囁かれているし、タクシン派は、どうも今回の集会には参加しないのではないかといわれているようです。
裏で何が進行しているのかはわかりませんが、とにかく、大きな混乱は、ラマ9世もラマ10世も多くのタイの国民も望んではないないと思います。