まずは、こちらの映像を見ていただきたいです。
ビートルズの「A Day in the Life」なんですが、製作の様子や友人たちとの楽しそうな様子も撮されています。
どう見ても、麻薬をやっている人たちによって作られた楽曲だし映像のような気がします。
1967年に8㎜か16㎜かはわかりませんが、アナログカメラで撮影しているわけで、すごい才能だとわかりますね。
*このレコーディングにはゲストとしてミック・ジャガー、マリアンヌ・フェイスフル(当時のミックの恋人)、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズ、パティ・ボイド、マイク・ネスミス(モンキーズのギター)などなど、デザイン集団「The Fool」のほか、NEMSのトニー・ブラムウェルが監督として参加し、このレコーディングの模様を撮影
当時の音楽界には、麻薬が蔓延していて、ビートルズも60年代中頃には、大麻はもちろんLSDなども経験していたといった話もあります。
いろいろなミュージシャンの作品は麻薬体験なしでは語れないと言われるほどでした。
1967年6月29日にミック・ジャガーとキース・リチャーズが麻薬所持で有罪判決を受けていたし、ローリングストーンズの「We Love You」には、刑務所の鉄の扉の閉まる音が録音されています。
大麻だけでなく、覚醒剤やLSDやヘロインまで、何でもありの時代だったようです。
ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンなどの有名ミュージシャンも麻薬常用者だったそうですし、早死にした原因のひとつではないかと言われています。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコも一時ヘロイン中毒でかなり苦しんでいたそうです。
ジョンの「コールドターキー」の歌詞は、完全にヘロインが切れるときの苦しみを歌っていると言われています。
ジョンはアメリカの永住許可を申請したときに、過去の麻薬問題や政治的な問題で許可が下りず苦労しています。
1980年1月16日にポール・マッカートニーが来日したときに、空港でスーツケースに無造作に入れられていた大麻が見付かり逮捕され大きな話題になりました。
日本では、大きな罪になるとは知らなかったと、スーツケースを開けたら誰にでも見付かるような状態だったそうで、彼らのまわりでは、罪の意識は薄かったのでしょうね。
ローリングストーンズのキース・リチャーズには、いろいろな武勇伝もありますが、中には、麻薬中毒から抜け出すために全身の血液を入れ替えたといったフェイクまであるようです。
ジョンレノンも色々と苦労をしたようですが、最終的には、生まれてきた息子のために薬を断つことになったのではないかと思いますね。
息子のために主夫をして、やっと音楽も再スタートというときに、銃弾に倒れてしまいました。
麻薬と音楽というのは、いろいろと言われますが、才能のない人が麻薬をしてもいい作品が作れるわけもないと思いますね。
才能のある人が麻薬をしても、いい作品につながるのか、それとも身体や精神を壊してダメになるのか、まあ、個人差のあることのような気がします。
麻薬だけでなく、合法であるアルコールなんかでも、人生をメチャメチャにする人もいるし、犯罪を犯す人もいますし、独特の世界観から、素晴らしい作品を残す人もいます。
[ 不死身のタイマーズ ] THE TIMERS (LIVE VIDEO 1995)
2曲目のFM東京はMC古館くんもオドオドでした。