中学・高校のころは、同世代の人たちと同じようにビートルズやローリングストーンズをよく聴いていました。
高校の英語の教師も、ビートルズの曲を聴いているといい勉強になるといっていました。だけど、ローリングストーンズの英語はダメだとも言っていました。
ローリングストーンズの”Let's spend the night together"が、イギリスでは放送禁止になったとか聞いて、「夜を一緒に過ごそうぜって、あれをしようぜって意味だよな」とか、当時の友人たちと話していたことを思い出します。
そんなころ、ビートルズもローリングストーンズも大麻などで捕まった話もニュースになっていて、ローリングストーンズのミックとキーズが拘置所に入った後、出所した後に出した曲"We love you"も話題になり、レコードを買いました。
拘置所の鉄の扉が閉まる音や廊下を歩く靴の音などが効果的に使われていたし、ビートルズのジョンとポールも録音に参加していると話題になりました。
そのB面に入っていたのが、"dandelion"でした。シンプルな歌詞でとても印象に残りました。
Dandelionがタンポポだと辞書を引いてわかりましたが、ダンディーなライオンのたてがみが風にたなびくようなイメージでタンポポなんだと勝手に思い込んでしまいました。
それが、今日、ドイツ語でタンポポのことをLöwenzahnということを知り、ライオンの歯からきていることを初めて知りました。
英語でもほかのヨーロッパの言語と同じように、同じ意味なんだそうです。
一度思い込んでしまうと、それを疑うこともなく、調べようともせず、そのままになってしまうなんだなあと再認識です。
それにしても、若いころは記憶力もいいし、好奇心もいっぱいだし、もっと勉強しておけばよかったと後悔ばかりです。