2022年8月11日木曜日

プリンターの話

 昔のパソコンは、ある意味印刷機でしたので、プリンターをセットで購入しましたよね。

専用のワープロでやっていた文書を作る作業をパソコンでやって、作った文書をプリンターで印刷し、フロッピーディスクに保存することが一般的でした。

年賀状作りも多くの人に利用され、カラー印刷を自分でできるようになりました。

一般的にはインクジェットプリンターというカラーインクを使ったプリンターで、使用するインクは、黒と赤と黄色と青(「マゼンタ」、「シアン」、「イエロー」)が一般的です。

プリンター自体も、最初のころは需要も少なかったから値段も高かったですが、それに加えてインクも高かったです。

インクは消耗品ですから、使っているうちに印刷がかすれたりして、新しいインクカートリッジと交換します。

個人使用なら、そんなに頻繁に交換しないですが、仕事で使う人は、これがかなりの支出となるので、何とか安く済ませたいと思うのが人情で、タイでは昔から、互換性のある海賊版のインクが売られていました。

もちろん、純正のインクでないとプリンター本体が故障するとか言われていましたが、実際には問題なく使えていたようです。

当時からプリンターメーカーは、プリンターを安く売って、インクで儲ける作戦で、やり方が汚いのではないかと批判する人もいました。

そして、タイでは、それでも交換が面倒だと、外付けの巨大インクボトルとそれをプリンターにつける装置が売られ始めました。

私自身は、プリンターを使うことがそんなに多くはないので、インクを使い切るのではなく、長く使わない時期が多く、インクが乾燥してしまって印刷できないトラブルが多かったです。

だから、レーザープリンターが普及してきて値段が安くなってからは、ずっとインクの乾燥しないレーザープリンターを使ってきています。

ネットでこんな記事を見つけました。

エプソン製プリンターには「一定期間使用後に動作を停止するプログラム」が隠れており「修理する権利」に逆行しているという指摘

これはエプソンに限ったことではなくて、私が使っていたキャノンでも、廃インク吸収パッド問題があったことを思い出しました。

ソフトを使ってプリンターの使用期限をリセットするというのが当時のネットでは話題になり、どこからそのソフトを入手できるかなども書かれていましたので、好奇心からやってみたこともありました。

こちらの人が、そういったやり方を説明しています。

今は、いろいろな意味で、ネットにも規制がかかっているし、法律も厳しくなっているから、アブナイ情報をなかなかゲットできないですが、好奇心が強い人たちは、いつの世の中でも頑張っています。

著作権も厳しい世の中ですが、基本、商用利用などには厳しくても、個人の趣味での使用に関しては、もっと自由にしてほしいな。