子供のころからあまり夢を見ることはなかったのですが、大人になってから時々見る夢があります。
海外での生活が長いためだと思うのですが、空港に着いたらチケットがないとかパスポートがないとか、焦りまくる夢です。
今はEチケットの時代ですから、昔のようなチケットは必要ないのですが、探しているのは、昔ながらのチケットです。
チケットが見つからないとチェックインができません。予約している便に乗れないから、必死で荷物をひっくり返して探すのですが、どうしても見つからないという、ハラハラドキドキする夢です。
同じような夢にはパスポートが見つからないバージョンもあります。
誰かに追われている夢もたまに見ます。これも嫌な夢で、目が覚めた時にドッと疲れています。
高いところから落ちていく夢もあります。これもこわいです。空を落下する夢とか海中に沈んでいく夢です。
要するに不安ばかりを感じているからなのでしょうね。海外での暮らし、それも最初に経験した貧乏旅行の時には、いろいろと不安ばかりでした。
残金1万円の時に、もう1万円しかないどうしようと思うタイプです。
まだ1万円も残っているからと思えるようになりたいものです。
世の中には、赤道に近い地域に住んでいる人たちを中心に、何とかなるさと楽観的に物事を考える人たちもいるようです。
私のDNAには、南国の豊かさではなく、北国の厳しい冬の経験が詰まっているからなのか、「備えあれば憂いなし」とか考えてしまうのでしょうね。
どちらかといえば完ぺき主義で、いい加減なことはあまり好きではないので、能力もないのに完璧を望むからストレスがたまり、迷路に迷い込んだ経験もあります。
世の中不安のタネはいっぱいあって、ガンになるかもしれないとか、交通事故に遭うかもしれないとか、騙されて全財産を失うとか、考え始めたらキリがありません。
どうしても見つからない場合でも、チケットがなければ、新しいチケットを買う方法もあるし、パスポートがなくなったら、すぐには無理でも、現地の警察署に紛失届を出して、大使館で新しいパスポートを申請するなり、日本に帰るだけなら、「帰国のための渡航書」を発行してもらうだけです。
後戻りできない失敗もありますが、ほとんどのことはやり直しがきくことが多いですから、焦らないこと、いろいろな情報を集めてみることが大切ですよね。
中学生のころ見て夢精した性的な夢なら、毎日でも見たいけど、寝汗をかくような不安な夢は、見たくないです。