今日のニュースでは、バンコク都知事のチャッチャート(Chadchart Sitthipunt)氏に対する話題をやっていました。
インラック・シナワトラ内閣では運輸大臣を歴任していたし、バンコク都知事になる前には、バンコクの諸問題に関するいろいろな解決案を自分のFacebookに書いていたそうで、それがネット民の手で掘り起こされて、話が違うのではないかと批判されています。
もちろん、都知事になってまだ日が浅く、できないことも多いと思われますが、できただろうこともあったとの批判です。
バンコクの北部と東部の洪水が問題になっているわけですが、徐々に水が引き始めている北部に比べ、東部のラートクラバンの状況が心配されています。
チャッチャート氏は、昨年、このラートクラバン地区を訪れて、わたしなら、この地区を洪水から守るためにはこうしたことを行うとFacebookに書いていたそうです。
短期の対策と長期の対策を事細かく書いているのに、バンコク都知事に選ばれてから、何もしていないのではないかとの批判です。
日本でも、旧民主党が野党のころは、政府をいろいろと批判して、自分たちが政権をとったら、もっといい日本にとか言っていましたが、実際に政権に就いたら、まあひどいことひどいこと。
やったのは、日本を中国や韓国に売り渡すことといっても過言ではないような愚策が多かったです。
その後は、分裂したり、どんどん議席を減らしています。
要するに、批判は簡単でも、実際に自分でやってみると、そんなに簡単ではなくて、理想通りには物事は運ばないということでしょうね。
チャッチャート氏は、知事就任後は、毎朝のようにジョギングをしながら、自分の支持者たちの多い地区を回っていました。
最近は、自分の支持者の多いところへ、特別予算を出して、研修という名の招待旅行なども計画していると批判されています。
世の中、白か黒かではなくて、政治家とか政党は、どちらかといえば、黒か黒かで、どちらにも金に汚い人や権力の座に胡坐をかく人はいるものです。
テレビに出ている自称専門家とかお笑い芸人とかでも、批判することは簡単です。
我々一般人でも、SNSを利用して、批判はいっぱいできます。
話変わって、バンコクから南南東に200キロほどのところにあるラヨーンも洪水被害が出ているそうで、このところよくニュースになるワニが田んぼの中で見つかったそうです。
今回のワニは体長が3メートルを超える大型ワニで、捕獲するには専門家が出て、かなり苦労したようです。
専門家が出てくると、ワニでも大ヘビでも国立公園に放たれたり、養殖場に引き取られたりして、食べたりはしないようです。
他にも何匹かの目撃談もあるので、近隣の人たちは戦々恐々のようです。