2024年10月3日木曜日

パスポートの話

 先日、パスポートに関して大使館よりメールで下記のような連絡が来ました。

(1)2025年3月24日から、旅券の偽変造対策を強化するため、人定事項ページにプラスチック基材を用いた「2025年旅券」の発給開始を予定しております。

(2)現在は、旅券の申請から交付まで約4日程度で行っておりますが、来年3月24日以降は、旅券が日本国内で作成され、当館まで配送されることとなるため、最短でも2週間以上の日数を要することとなります。

(3)具体的には、今後当館ホームページ等でもご案内しますが、現在と比べて旅券の発給に時間を要することになるため、この機会に、改めて、現在お持ちの旅券の有効期限が十分かご確認いただき、早めの旅券の切替申請をご検討下さい(旅券の残存有効期間が1年未満の場合に切替申請が可能です。)。


海外では自分の身分を証明するものはパスポートなので、外出時には常に携帯することを心がけ、水にぬれるとか盗難の恐れがあるなど、どうしてもパスポートを持っていくには危険な場合には、パスポートのコピーは必ず所持しています。

他にも永住許可証もコピーで持参します。永住許可証を紛失すると再申請はゼロから出時間もお金もかかります。

出国時には再上陸許可も必要ですし、1年以内にタイに戻らないと永住許可が失効されてしまいます。

日本は外国人に甘すぎることで問題も多いようですが、世界の常識では、外国人は、いろいろと手続きが大変ですし、不利なことも多々あります。

パスポートをチェックしたら有効期限が来年の春に切れることがわかり、今年中に更新をしようと考えています。

過去に、パスポートの有効期限が半年未満であるからと、シンガポールからタイに戻れなくなった苦い経験があります。

運よくシンガポールには友人がいたので、そこに滞在させてもらいながら、日本からの書類をそろえて、シンガポールにある日本大使館で新しいパスポートをとり、無事にタイに戻れました。

確か10日以上かかったと記憶しています。

今は、条件が整っていれば、オンラインでの申請もできるようです。


私は、大使館に行っての申請を考えているので、とりあえず、申請に必要な写真を撮ろうと思い、以前行った写真屋さんに歩いて行ったところ、見当たりませんでした。

近くの人に聞いてみたら、引っ越しをしたとのことで、確かもう一軒あったはずだと、その先にあった店を捜しても見つからず、やはり近所の人に聞いたら、引っ越したのことでした。

そりゃあそうでしょうね。前に写真を撮ったときから10年たっているし、その10年間には、スマホの普及もすごくて、今時写真の現像とかする人はほとんどいないと思います。

最近、若者の間で昔のフィルムカメラが流行っているそうですが、そんな需要は、わずかでしょう。

コピーをとる商売も、今は、スマホからスマホとか、簡単にPDFや写真で送ることができます。

昔は、コピーをとってファックスで送る時代でした。

タイ人は、写真大好きで、以前は、知らない人にカメラを向けても嫌な顔をされませんでしたが、最近は、さすがに、個人情報とか、肖像権とかうるさくなっているようです。

今は、写真でも動画でもスマホですし、加工も編集も簡単だそうで、すぐにSNSにアップです。

で、結局、5キロほど歩いて、何とか写真屋さんを見つけて、パスポート用に写真を撮ってもらいました。

4.5センチX3.5センチを6枚で、150パーツでした。

今までは一度だけ、パスポートの更新時に眼鏡をとっての写真を要求された記憶がありましたが、ほとんどはメガネをかけての写真でしたから、今回、白内障の手術後、眼鏡のない暮らしをしているから、眼鏡をかけずに写真を撮ってもらいましたが、出来上がった写真を見て、もう大ショック。

まだ完全に快適という視界ではなく、しょぼしょぼすることが多い目の状態ですし、なんといっても5キロも歩いて汗びっしょりになった後の撮影で、もう見るも惨めな老人がそこにいました。

疲れが10倍で、帰りはタクシーで帰りました。疲れました。