今週のタイの話題は、PM2.5です。
PM2.5(微小粒子状物質)とは、大気中に浮遊する粒子のうち、直径が2.5μm(1μmは1mmの千分の1)以下の粒子状物質です。髪の毛の太さの約30分の1の大きさで、花粉よりも小さい粒子です。
PM2.5は、呼吸器や循環器系への健康影響が懸念されています。
バンコクの大気汚染の状況です。
子供たちの中には鼻血が止まらくなったり、目に炎症が起きたり、咳をしたり、中には熱が出たり、頭痛に苦しむ子もいるそうで、休校なども検討されているそうです。
政府は、今日から31日まで、公共交通機関を無料で開放するそうです。
要するに、自家用車に乗らないで、公共交通を利用して欲しいということのようです。
そこで、私のようなへそ曲がりは、ふと考えるわけですが、電気自動車ならいいのではないかとか、ここ数年タイ政府が、いろいろな優遇政策を行って電気自動車を普及させてきたのに、どうして大気汚染がひどくなったのだろうかとか、考えちゃいます。
テレビの報道では、焼き畑農業で、サトウキビとかトウモロコシを収穫した後、残った茎や葉を燃やしている農家が多いとか。
コロナのバカ騒ぎ以降、景気が良くなく、工場閉鎖などもあるから、工場からの大気汚染も少しは減っているかもとか思うのに、本当の原因は何なんでしょうね。