高層マンション「パークオリジントンロー」の高架連絡橋についてGrokに聞いてみた
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物件: パーク オリジン トンローは、バンコクの高級住宅地トンロー地区(スクンビット・ソイ55)に位置し、野村不動産とタイのOrigin Property社が共同開発した高層コンドミニアムです。2021年に完成し、3棟(A棟39階、B棟53階、C棟59階)で構成され、総戸数は1182戸。
スカイブリッジ: 3棟を結ぶ連絡通路は、50階以上の高さに設置され、居住者向けの共用施設(プールやジムなど)を備えた空中回廊として設計されています。デザイン性と機能性を両立し、トンローのランドマークとしての役割も担っています。
地震の影響: 2025年3月28日の地震で、長周期地震動によりバンコクの軟弱地盤が増幅され、高層ビルが大きく揺れました。この連絡通路は、接続部のカバー(外装)が落下したものの、本体は落下せず耐えたと報じられています。
パーク オリジン トンローの連絡通路に採用された工法は、鉄骨による片持ち梁(カンチレバー形式)に可動ジョイントを組み合わせた構造が最も可能性が高いです。
具体的には:
各ビルから突出した鉄骨カンチレバーで本体を構成。ビル間の変位を吸収するジョイント部にカバー(外装)が付属し、地震でカバーが脱落。ダンパーや強固な固定端が揺れに耐え、本体の落下を防いだ。
この工法は、デザイン性と耐震性を両立させ、トンローの高級感を保ちつつ実用性を確保したものと考えられます。一方、建設中のビル倒壊(中国鉄建関与)とは異なり、パーク オリジン トンローのスカイブリッジは、設計と施工の精度が地震時の被害を最小限に抑えた好例と言えるでしょう。
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ちなみにこの連絡橋の接続部分が落下した後、あの落下してできた接続部分の欠落部をジャンプして乗り越えた人がいたと話題になりました。
誰かの撮影した映像を拡大して分かったそうです。
あとで分かったのは、住人の韓国人男性が、ジムでトレーニング中に震災に遭遇し、タイ人の妻と子供が心配で、アドレナリン満杯の体でダッシュして無我夢中で飛び越えていたそうです。
すでに避難していた妻子と53階から階段で降りて再会した彼は、とにかく疲れたし、体中には擦り傷と痣がたくさんできていたと語ったそうです。